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落ち着く雰囲気でゆったりと、気持ちを伸ばせるカフェ「一雨」。別府そぞろ歩き。28歩目。

【Cafe 一雨】


家から徒歩二、三分のところにある「一雨」は、私の散歩コースに欠かせないカフェだ。

窓のない店内は、入り口からほのかに様子を伺うことができる。

中を覗いて席が空いているかどうかを確認してから入るか決めなければならないが、私はいつも入り口から見える席を基準にしている。

あの席が空いていれば入る。
空いてなければ入らない。

いつの間にか、私の頭の中ではそれが指定席のようになっていた。

もちろん、店内に入ってみれば奥の席が空いていることも多い。
だが、それでも私は大抵入り口の席に座る。

店内は入り口付近にテーブル席があり、
そして奥には壁沿いに青いベンチと小さなテーブルが縁側のように設置されている。



白い壁と、ところどころに置かれた照明が、店内をちょうど良い明るさに照らしている。

店主は、とても柔らかい雰囲気の女性だ。
いつも優しい口調で優しく迎え入れてくれる。

一人でお店を切り盛りしているので、満席の場合は少し待つこともあるが、私はいつもその後の予定が詰まっていないので、のんびり待つことができる。

「一雨」でのそのゆったりとした待ち時間も、私は好きだ。

メニューはドリンクと手書きのオヤツがあり、ドリンクメニューはすべて説明が入っているのでとても分かりやすい。


私はいつも、まずオヤツを決めてからドリンクを選ぶ。

オヤツに合わせているわけではないのだが、甘党の私はどうしてもオヤツが気になって先に見てしまう。

「一雨」での楽しみ方は、もちろん選んだオヤツとドリンクを味わうこともだが、それ以上に余韻を楽しむことだと思っている。

余韻に浸って気がつけば、うたた寝をしてしまいそうになることもある。

一雨の心地よい空間と余韻に包まれながら、私は今日もゆっくりと時間を過ごす。

店主の紡ぎ出す言葉たち


【一雨】のInstagramでの投稿はいつも素敵な文章で綴られていて、その文章がさらにこのお店好きにさせます。

雨の音のように
珈琲を、淹れましょう。
雨のように沁みていきますように
あなたの雨が降り止みますように

一雨Instagram

Cafe一雨に来られる方が珈琲と甘味と、
空間で間を感じれますように。
それてしまっても
きちんと真ん中に戻ってゆこう。

一雨Instagram

降ってくる事象の悲しいも、
嬉しいも辛いも、楽しいも
この両手ですくいとれるだけ味わって。

一雨Instagram

行ってらっしゃいの言葉。

お会計の合間に、店主さんとたわいもない会話を交わす。

その何気ないやり取りの中に、店主さんの温かい人柄が滲み出る。

まるで昔からの知り合いのように、親しみやすい雰囲気でたまに会話が弾んでしまう。

会計を終え、出口へ向かうと店主さんは必ず出口まで見送ってくれる。

「行ってらっしゃい」と、優しい声をかけてくれるその言葉に、いつも心が温まる。

「ひだまり」を後にするとき、いつも思う。
またここに来よう、と。

店主さんの温かいおもてなし、そして居心地の良い空間は、心と体を癒してくれるかけがえのない存在だ。


【一雨】おやつスナップ写真。

キャロットケーキとメルティラテ



バターケーキ(バナナブレット)とカフェラテ


スコーン(はちみつクリームチーズ)とカフェラテ


いちごとピスタチオのカッサータとグリーンラテ


バターケーキ(甘夏アールグレイパウンド)とカプチーノ

お店情報

【Cafe一雨】
◽️住所
別府市駅前本町6-11
◽️営業時間
12:30-18:000r20:00
定休日: 水・木曜
臨時営業・休業ありストーリーで必ず確認を
◽️Instagram
@cafeichiu

私の働く職場の界 別府からだと徒歩で約10分くらいで別府駅からだと約2分で着きます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次の回でお会いしましょう。

【私の職場】

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