美容常識の9割はウソ
「こんな方にオススメ」
・無駄な化粧品にお金を使いたくない人
・美肌の秘訣を知りたい人
・美容業界の裏側を知りたい人
①「肌の奥まで浸透する」はあり得ない
化粧水は肌のどこに浸透するのでしょうか?
答えは「角質層」です。
角質層とは肌の一番表面にあり、表皮の第4層目にあたる基底層が絶えず分裂を繰り返すことで押し上げられた「死んだ細胞」からつくられています。
それゆえ、その角質層を一生懸命ケアしようとする訳ですが、角質層はそもそも、しばらくすれば垢となって剥がれ落ちる運命なのです。
実は、化粧品の管理をおこなっている「薬事法」でも化粧水が角質よりも奥まで浸透するという広告は禁じられています。
②肌機能を甦らせるせるための2つの心得
(1)できるだけ触らない
肌本来に備わっている力を甦らせてしっかり機能させるためには、そのシステムを邪魔しないことが何より大切だからです。
(2)洗いすぎない
肌はもともと新陳代謝があり、汚れがついても角質の剥離成分と一緒に毎日自然に落ちていくもの。
ですから、目に見える汚れがあるときは石鹸などを使いますが、普段は水やぬるま湯ですすぐ程度でも、実は充分なのです。
逆に、洗いすぎてしまうと、肌表面の皮脂や常在菌が減ってしまい、皮膚構造が傷つきやすくなります。
その結果、乾燥などを起こすリスクが高まります。
③化粧水はマストアイテムではない
化粧水を使うことのメリットはあまりないというのが、正直なところです。
化粧水をたくさん使えば多少しっとり感が得られるかもしれませんが、そのしっとりの正体は、肌にも残った若干の保湿成分。
肌自体が潤っている訳ではありません。
ですから時間が経てば、肌自体は元どおりに乾燥してしまうのです。
肌が本来あるべき状態にしてあげるだけで、肌は負担なく健康な状態を維持することができるようになるのです。
もしも乾燥がひどい場合は、化粧水よりも油分が入ったクリームや美容液、オイルのほうが肌に馴染むのでいいでしょう。
『まとめ』
化粧水は必要ない。
なぜなら、化粧水は「角質層」までにしか届かないからである。
角質層とは肌の一番表面にあり、しばらくすれば垢となって剥がれ落ちる部分。
洗顔は必要ない。
皮膚では常に新陳代謝がおこなわれており、汚れがついても角質の剥離成分とともに剥がれ落ち、自然と毎日キレイになる仕組みが備わっているため。