大河「光る君へ」〜藤原彰子の登場〜
こんばんは。
ミュルアです。
梅雨なのに、毎日本当に暑いですね。
皆様、熱中症に気をつけてください。
ところで、今週は、大河ドラマ「光る君へ」の放送がお休みです。ちょっと寂しいです。
最新作『いけにえの姫』では、藤原道長の長女彰子が出てきましたね。
うつろな瞳でなんでも「仰せのままに」と繰り返す姿を見て、『源氏物語』の【女三の宮】のモデルなのかと思いました。
固い蕾が段々と花開いていくようにこれから成長していくのでしょうか。
御腰結を女院様が行い、大勢の公卿が同席した裳着の儀は、彰子に後ろ盾も多く、入内が待ち望まれていることがわかります。
一方、定子は、【傾国の中宮】と藤原実資に呼ばれていますが、頼れるのは帝しかなく昼から御帳台に2人で篭っています。(史実ではなく演出だと思われます)
定子の髪は少しずつ伸び、袈裟をつけていないので還俗したのでしょうか。
内裏に出入りしたり、無理を押し通すところが中関白家の血筋だなと思いました。
私が今回気になったのが、『天文密奏』です。
星の動きに異変があった時に帝には、内々に知らされるのですね。
昔は、天変地異が続く時は、時の為政者に問題があるとされていました。
時代は、変わりますが、幕末の『孝明天皇実録』には、孝明天皇が祈願文の冒頭に「朕の不徳の致すところにより」と自省をなさっている回数が多いです。
さすがに一条天皇も民が大勢亡くなったと聞いて落ち込んでいましたが、だから引退して定子と静かに暮らしたいというのは、ちょっと違うだろと思いました。
まひろは、早々に夫婦仲が悪くなりました。
あまりにも正論で追い詰めてしまうと、人は行き場がなくなってしまいます。
宣孝も、左大臣を引き合いに出すという余計な反撃をしなければ、【髭黒の大将】みたいに灰をぶつけられずに済んだものを。
地雷を踏んでしまいましたね。
さて、石山寺が再度登場します。
このタイミングで道長と再会とは。
都知事選の開票番組があるので仕方ありませんが、七夕なのに後1週間以上お預けです。
予告で続きが気になって、公式ガイドブックを余程買おうか迷いましたが、お楽しみは、とっておきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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