看取り時における点滴と窒息のリスク
特別養護老人ホームで看護師をしています。
私が働く施設では入所者様に点滴治療をすることがあります。
飲食できなくなり体力が落ちた時、一時的に点滴をすることで再び元気が戻ることがあります。
それを期待して看取り対応の方にも家族の希望があれば点滴治療をすることがあります。
(やらない選択もできます。基本的に看取りとは、日常生活の介助のみで延命を期待した医療的処置はしない。)
しかし、旅立つ日が近くなると1日500mlの点滴でも気道内分泌物(痰)が増え、咳で出せず肺に痰がたまっ