【恋する御立岬】夢中ではしゃぐ大人たち
熊本県葦北郡芦北町、田浦ICからすぐの場所に位置する御立岬公園。
ここは、お世辞にも設備やホスピタリティが整ってるとは言えないが、郷愁を誘う”あの頃”にタイムスリップできる場所である。
御立岬の朝
到着はなるべく早い方がいい。
まずは長いトンネルをくぐり抜け、誰もいない海に出よう。
夏はみんなで海水浴もいいけれど、私はとにかく頭を空っぽにして、ただただ潮風に吹かれていたかった。
海が好きだぁーーー!!
って一回叫んだところで、次に向かったのは海釣りランド。
ここもね、魚釣りだけじゃなく沖に向かって続く道をただただ歩いているだで、気がつくと笑顔になっている。
最高に気持ちいい!!
そりゃテンション上がりすぎて一緒に来た同僚も、飛ぶよねw
いやジャンプ力、バカ!!
御立岬の昼
ランチタイムは車ですぐの場所にある、道の駅たのうらへ。
名物は何と言っても、目の前の不知火海で朝獲れされた銀色にきらめく太刀魚!!
あぁぁぁ、しらす丼と迷うよね。温玉乗ってるの、ズルい!
お腹が満たされたら、ここから本気で童心に帰って遊びまくるよ。
まずはローンスキーから。
ロ・・・ローンスキー!?なんそれ!
10回700円(1回80円)。簡単そうに見えてバランス取るのかなり難しいから10回なんてあっという間。
この昭和感、どうですかーーー!!
おっと!うっかり日課のメールチェック忘れるところだった。
続いてスーパースライダー。
スピードにビビってる場合じゃないよ!!
心地良い海風を全身に浴びながら山を一気に滑り降りる。そりゃ私もこんな顔になるよね^ ^
それから本日のメイン、レーシングカート。
海をバックに3人で3周の白熱したレース開催。
もちろん優勝は・・・スピード狂の私♡
今は長袖着用がマストだから気をつけて。
御立岬の夕
この夕陽を拝まずに帰るなんてありえない。
シンボルタワーから望む、不知火海へ沈む太陽。
今日一日いっぱい遊んだから、メールチェックもきっちりね笑
恋人たちが愛の誓いを込め鍵をかける"愛の鍵伝説"なるものが存在するらしいが、そこは全く興味なし^ ^
そんなことより、少しでも心に引っかかるモノを抱えてたら、涙腺崩壊しちゃうw
まあ、号泣するのもストレス発散。たまには良いじゃん。
御立岬の夜
キャンプスタート!!
常設テントがあるから身ひとつでOK。
会話して、しこたま飲んで、星を眺め、しこたま飲んで、たらふく食べ、しこたま飲んで、焚き火を見つめ、しこたま飲んで、泥酔したらそれぞれのテントで眠る。
これ、人間の幸せの全部(笑)
ちなみにこちらの肉の塊を求め、芦北の超有名ステーキハウス"ダ・ロープ亭”までひとっ走り。旨いもののためなら決して妥協しないのだ!!
御立岬の翌朝
コロナ渦で100%リモートワークになっちゃったから、もう東京にこだわる必要ないし、いい加減東京疲れたし、どこか海の見える所に引っ越そうかな・・・
そう漠然と考えていた私の目に飛び込んできた、目覚めの光景。
一瞬本気で思ったよ。
"ここだ、見つけた”
そして1泊2日旅のフィナーレはやっぱりこちら。御立岬温泉センター!!
見よ、この絶景!!
旅の疲れも、日頃の疲れも、全部洗い流して帰りましょ。
まとめ
所々壊れたままだし、たまに本気でスタッフ〜って探す必要あるし、エアコンもおしゃれなカフェもない。
与えられないからこそ、自ら本気で愉しむしかない。
春には1,300本の桜並木がシンボルタワーまで続き、星の里では天から星が降り注ぐ。
子供も大人も夢中になれるこの場所も、わざわざ赴く価値のある、恋する日本だった。
御立岬公園公式サイト
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