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漢方(よもぎ)蒸しのマントはなんで機能的じゃないのか

みなさん、今週も一週間おつかれさまでした☺️
今回は、前回のお話の続きです。

前回は「わたしと娘の漢方蒸しとの出会い」でした。

「私も娘も服を脱ぎ、マントをかぶり、恐る恐る未知の世界へ。娘は、まだ赤ちゃんだったので、マントの中では、なんとおっぱいを飲みながら--」

なんてお話しをしたのですが、漢方蒸しで使うマントってどんなものか想像がつきますか?
今回は、そのマントについて少しだけお話しをしたいと思います。

漢方蒸しのマントについて


赤褐色のマント


今は、漢方蒸しのみならず、よもぎ蒸し、フィトスチームなど、いろんなタイプの蒸し方があります。
マントは手を出せるようにとても機能的になっていたり、フードを被れるようになっているものも。色もグレーとか、水色とか、とてもおしゃれです。

私が通い続けたサロンでも、私のサロンでも使っているマントは、すっぽりかぶるタイプで、フードもなければ、手も出しづらい。色は赤褐色やピンク。とても古風。

機能的ではない??マントの意味

これには意味がちゃんとあるのです。
①袖がないことで、スマホなどをさわりにくくしている
②マントの色は子宮をイメージしている

袖から手が出づらいので、スマホを触る気にならなくなります。マントの中にすっぽり入ると、中はほんのりピンクの色に見えます。これは子宮の中の色と言われています。


漢方蒸しに入る40分間は
スマホから離れて
わたしだけの世界へ🌍

漢方蒸し中スマホいじりはNG?

漢方蒸しの香りをまといながら、柔らかい温度や湿度で、カラダが温まっていくと、とてもリラックスし、交感神経がオフになり、瞑想のような時間を過ごすことができます。

私自身も実験してみたことがあるのですが、スマホを見ながら漢方蒸しをすると、汗が全く出ないのです。
スマホを触っていると、漢方蒸しの蒸気でカラダは気持ちよさを感じられそうなのに、頭では気持ちよさを感じていないような状態です。最終的には、カラダまで冷えていき、汗を全くかけません。

なので、ここだけの話ですよ、、小声でいいますね、、、

「スマホいじりながらの漢方蒸しは、はっきりいって、意味ないです🫢」(※個人的な感想です)。


漢方蒸しでは、汗をかいてデトックスすることがとても大切です。漢方蒸しは、副交感神経を優位にしてくれます。最高にリラックスした瞑想状態になり、汗が大量に流れます。体内に残りやすい植物性油脂などの老廃物が、この時に汗と共に排出されます。リラックスした時に出る汗がキモです。

スマホをみていては、なかなか交感神経オフのスイッチに切り替えられないのです。

漢方蒸しをされる方は、せっかくなので、40分間は、瞑想してみてください。よもぎ蒸し通っていらっしゃる方も、袖の通せるタイプのマントを渡されても、袖に腕は通さないでみてください。
「蒸されている間、自由にしてていいですよ〜」
と言われるかもしれませんがやっぱりスマホがあると、瞑想はできないし、いい汗もかけません。
スマホは見えないところにしまって、ぜひ、生身の自分自身のカラダや心と向き合ってみてくださいね☺️

次週は、「マントは子宮の中〜親子で素っ裸になったかけがえない体験記」について。

最後までお読みいただきありがとうございました😌

Ayaka Nomura: ひとりひとりにもともと備わった心とカラダの美しさを引き出す経絡整体を広めるために活動中。黄土漢方蒸しと経絡整体のサロン「滔々」の運営。身体心理学に基づいて、心とカラダのバランスを整えるためのアイデアを発信しています。

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