松下結妃

高校~社会人2年目まで約8年間摂食障害と闘病。現在は外資系メーカーで人事をやりつつ、社外で一般社団法人Allyableを立ち上げて「摂食障害の治療支援事業」の運営を細々と実施中。ポンコツ起業家兼悩めるアラサーの日常や事業への想いをつぶやきます。

松下結妃

高校~社会人2年目まで約8年間摂食障害と闘病。現在は外資系メーカーで人事をやりつつ、社外で一般社団法人Allyableを立ち上げて「摂食障害の治療支援事業」の運営を細々と実施中。ポンコツ起業家兼悩めるアラサーの日常や事業への想いをつぶやきます。

マガジン

  • 摂食障害+メンタルヘルスについて

    摂食障害に関する自己体験、今振り返って感じること、人事としてメンタルヘルスについて思うこと…などなど、まとめていきます。

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摂食障害寛解までの道④ - 大学院生活と就職活動

(画像はいろいろあった大学院卒業式、色々あった母が泣きながら撮ってくれた写真。) この記事では、私が摂食障害の症状を強く抱えていた時から今までの気持ちの変遷、症状の変遷を書いていきます。読んでほしいのは、主に今摂食障害に苦しんでいる人、その家族や友人や恋人。後半になったら、摂食障害に限らず、何らかの“生きづらさ”を感じている人も、もしかしたら少しは参考に慣れるかもしれません。 あまり楽しい話ではないですが、少しでも”自分だけじゃない”、“自分も抜け出せる”そんな前向きな気持

    • 出産を控えた今、思うこと

      明日から、私は今までの私ではいられなくなる今日が、自分が自分のことだけ考えていてもそんなに責められることのない、最後の日。この表現があっているか分からないけど、最近強く意識する「最後」を、私は一体なんの最後だと思っているんだろう…と考えたときにふと、意識に上ってきたことば。 なんで最後を意識するのかと言えば、明日が分娩予定日だから。私のおなかの中でピコピコと動きつつ育ってきた子が、おなかの外の世界に出会う日。 何が変わるのかと言われるとうまく答えられない。 もしかしたら、案

      • 「摂食障害」は、ひとりで戦える病気じゃないと思うから。(摂食障害に接するご家族・パートナー向けコミュニティ設立について)

        この度私が運営する一般社団法人Allyableにて「摂食障害周辺者」つまり摂食障害に悩む当事者の「そばにいる人」向けのコミュニティを立ち上げることになりました。 久しぶりの投稿過ぎて手が震えますが!! なんで当事者経験しかない私が立ち上げるのか。 何をどんな形で実行したいのか、についてお話ししたいと思います。 自己紹介初めてご来訪いただく方もいらっしゃるかもしれませんので、少しだけ自己紹介をさせてください。 改めて、松下結妃(ゆいき)と申します。現在31歳、P&Gジャパンと

        • 嫉妬の感情を0にできたなら。

          私は心が狭いんだろう、本当は冷たい人間なのかもしれない、と思う。 そんな瞬間は昔からたくさんあって、大人になるにつれそのシーンは少しずつ変わってきたし 何より、「他人を気にしてない人がほとんどな世の中で、自分は気にしすぎなだけで、必ずしも"冷酷な"人、というわけでもないな」と冷静に判断できるようになったことが1番大きな変化だと思う。 とは言えやっぱり、そんな「お前やっぱり冷たい人間なんだよ」発言by心の中の自分は度々やってくる。 最近は友達の結婚、親族の出産。これに対して

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        摂食障害寛解までの道④ - 大学院生活と就職活動

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          夢見る夢子じゃないからこそ

          これが世に言う夏バテなのかあ。 そう思い始めてからもう10日間が経とうとしている。 結構傍から見たら活動的なはずの私が(とは言え大人数は苦手なので活動的なおひとりさまである)、 土日一日中ベッドの上にいたり 仕事にやる気が出ずにひたすらInstagramのレコメンド動画を見ていたり 一番嫌いな過ごし方をしてしまっている。 思えば私は夏バテになんか毎年ならないタイプで 皆食欲なくなるなんて羨ましいなあ、くらいに周りを眺めながらアイスを食べるような夏を過ごしてきた。 だから

          夢見る夢子じゃないからこそ

          アラサーの、燃える悔しさ。

          今日も今日とてこの煮えたぎる感情をメタ認知するためにnoteを開く。このnoteを書き終えた時、わたしは自分にちゃんと「頑張ろうぜ」って言ってあげたいから。 パートナーに、「法人として起業するのはやめて欲しい」と言われた。 そもそも遡ると、 昨年参加していた起業家育成プログラムやら何やらで、起業はやっぱり難しいな、と思いつつ やっぱり自分がやりたい、実現したい事業の像、自分が真に感じている課題は変わらずそこにあって じゃあ副業で個人事業主として細々とでもやりたいことをやっ

          アラサーの、燃える悔しさ。

          キャリア迷子の頭の中

          今日はキャリア面談をやってきた。 いつもキャリアの話をすると、わたしは不思議と泣いてしまう。 もちろん人の前では泣かないようにしているんだけど、 涙が込み上げてきて、いつもググッとお腹に力を入れて堪えるようにしている。 そしてその後ひとりになって、そろそろっと泣いて、何事もなかったかのようにしまい込んで仕事に戻る。 その結果が今なんだろう、と、思う。 気づきを、整理できないまま処理できないまま、そっとしまい込んで、 今、こうやってまた途方に暮れてるんだろう。 思えば去年

          キャリア迷子の頭の中

          全部ホルモンのせいにしたいような1日

          久しぶりの投稿、したくなる時はいつだって感情爆発中なときだ。 ここでは素直でいるって決めてるから、何も考えず書き連ねる。 毎月のように、「きっとPMSだ、生理前だからだ」って言い聞かせて、なんかよく分からない涙をやり過ごしてるんだけど でも本当は、PMSなんてちょっとした一因であって、他にたくさんの原因があることを分かってる。自分の悪いところがたくさんあるって、わかってるんだよね。 プライベートでパートナーと朝から喧嘩して、素直に謝ることもできずに泣いて 仕事でイライラを

          全部ホルモンのせいにしたいような1日

          私らしさは、幼稚だ。

          眠いなぁ。眠いけど、やっぱり情けなくて堪らないので備忘録。 わたしはチームで働くことに向いてない。でも単独で凄まじい成果を出せるほどの力もない。いわゆる、単純に「扱いにくいやつ」だと思う。 自慢ではなく非常に冷静に、それなりに頭の回転は速い方だと思う。 その場で論点をそれなりにまとめて伝えていると思うし、自分が正しいと思うことは臆せず伝えている。その主張が、議論を正しい方向に導くこともある、と思う。 でも決定的に、恐らくほとんど全ての会議で感じるのは、私が圧倒的に「幼い

          私らしさは、幼稚だ。

          アラサー独女の婚活の難しさはもはや社会課題なのではないだろうかと。

          私は割と、社会貢献性の高いビジネスの話題が好きだ。 もちろんどんな仕事であっても誰かの需要に適った仕事であり、そこには社会貢献性があるとは思うんだけど とりわけ、社会構造上の負が生み出す、社会に取り残された複雑な課題に立ち向かう団体は、官民関係なくカッコいいな、と思う。 …と、こんなことを書くと「え、これって何の話?」ってなるんだけど、 なんかそれっぽい書き出しをしただけで、この記事は要するに、 独身アラサー女の婚活の難しさを叫ぶモノである。 カッコよく言ってみようとし

          アラサー独女の婚活の難しさはもはや社会課題なのではないだろうかと。

          歪んだ自分のままいさせてくれるパートナーよ、ありがとう

          私はこの時間、自分のパートナーとのLINEを見返すという、絶対に後悔することをよくやる。 はじめは軽ーい気持ち…というかむしろ、幸せな気持ちを掘り起こすためにやり始めるんだけど(この時点でキモい) 毎回徐々に、自分のキモさを痛切に感じ始めるのがもう…居た堪れない。 例えば。 自分の夢の中で彼が冷たかったと現実の彼に訴えてみたり、 自分のネガティブな妄想の中で彼が将来育児と家事の分担を一緒に考えてくれないかもしれないと恐れ慄いては、現実の酔っ払った彼に「将来私が育児と仕事

          歪んだ自分のままいさせてくれるパートナーよ、ありがとう

          人間らしく生々しく生きていたい。

          ああもう、ネガティブな考えしか浮かばない。他人の幸せが心に沁みる。自分の不幸にしか目が向かない。 こんな日はデトックスとカタルシスが欠かせない。 そんなわけで、午前中から泣ける映画をたくさん見て、半身浴をして、1時間宅トレに勤しみ、 こうして言葉を吐き出すために半年ぶりにnoteを書いてみている。 未だに心は晴れないから、この記事を勢いで書いてポストした時に、少しでもふぅっと息を吐けていますように。 私はずっと、記憶を辿る限り中学生くらいの頃から、心掛けていることがある。

          人間らしく生々しく生きていたい。

          人のマスターベーションのために、自分の深刻な悩みを消費する必要なんてない。

          昨日今日で感じたこと。忘れないうちに書いておこうと思う。何事も反面教師。我以外全我師也。笑 昨日、ひょんなことから、初対面の人が多い(オンラインでずっと仕事の話をお互いにしてきた)コミュニティで、対面で飲む機会があった。 私が恋愛に悩んでいることを聞きつけたメンバーが、ゆっきの悩みを解きほぐそう!と言って まさかのホワイトボードに書き連ねながら話を聞かれること30分くらい。 結論、もう2度と、プライベートでの関わり合いがない人に恋愛相談はするまい、と思ってしまった。笑

          人のマスターベーションのために、自分の深刻な悩みを消費する必要なんてない。

          他人軸じゃなく自分軸で幸せを実感したい。

          情緒不安定、この言葉がこんなにも似合うようになってしまったのは多分大学生ぶりだ。 通勤の車の中で、訳もわからず泣いた。 職場のデスクでお昼ご飯を口に入れたら、喉の奥がきゅうっとなった。 こんなにも何もかもが暗く見えるのは久しぶりで、 それでも昔と違うのは 「ああ、私は今ストレスを抱えているけど、しばらくは誰に会っても、やけ酒しても、暴食しても、前向きにはなれないだろうな」という感覚があること。 自分のHP(体力)とMP(精神力)の残量が、しっかりと感じられてしまうこと。

          他人軸じゃなく自分軸で幸せを実感したい。

          小さな幸せを感じられる大きく幸せな人になりたい。

          何もかもが中途半端な自分に嫌気が差す。 何もかもが、なんて大袈裟に言ったけれど 人生でうまくいかないことは大体ふたつ、なんじゃないか。 仕事と人間関係。(仕事=経済面であり、それに伴う健康などなど。人間関係=友情、恋愛、家族。それぞれ、苦しみの具体性は色々ではあると思うけれど…) 仕事と人間関係が上手くいっていたら、まぁ人生幸せと言えるんじゃないだろうか。少なくとも日本の、ごく少ないわたしの周りの人間界隈ではそうだろうと思う。 で、わたしはそのどちらも中途半端なのだ。

          小さな幸せを感じられる大きく幸せな人になりたい。

          ホルモンバランスはそんなに万能じゃない。

          わたしはPMSがメンタルに来るタイプだ。 正確に言うと、メンタルに来るタイプだと思いたいタイプだ。笑 何でこんなことを思うかと言うと PMSというものを知ってから早10年ほど、ほぼ毎回の生理周期において 「あー最近なんだかマイナス思考がすごいな、これきっと生理前だからだ」 って思って自分を納得させては、 実際に生理がやって来てから全く思考回路がポジティブ転換することがなく 「あれ…これもしや単純に私がネガティブなだけでは…」と思い直しているから。笑 人間は(少なくとも

          ホルモンバランスはそんなに万能じゃない。