【番外編:ひとくちめ①】カフェ「ひとくちめ」ができるまで
私のページを訪れてくれた皆様、ありがとうございます。
そして、ようこそ!
どうも、LOLerです!
読みはローラーを想定しています。一応。
今回の記事は番外編!!
広島県でカフェを営む2人の大学4年生、
まほちゃんとゆうなぽんについて
取材をさせていただきました!
今回はね、2話完結ということもあって
早く本題に入らないとまずい。焦りあり。
と、いうことで
早速本編へどうぞ!
取材対象と私の出会い
今回取材をさせて頂いたのは3名。
カフェを営む、まほちゃんとゆうなぽん。
そして、2人の背中を押し、サポートをしてきた先輩の恭平さんです。
まほちゃんとは、以前からの知り合いで......
とはいったものの、
今回の取材をさせて頂くまでに会ったのは1回だけ。
会話も少し交わしただけの関係です。
時は、2022年の冬。
私が就職活動に翻弄され、全国を飛び回っていた頃に遡ります。
その日は神戸で行われる会社の説明会に参加していました。
私より少し前の席だったかな。
誰よりも真剣に話を聞き、休む暇なくメモをとっている
1人の女の子がおりました。
「すごいなあ」と感心しつつ
話しかけられる機会もないまま説明会は終わります。
会場のあるビルを出て
駅へ向かおうとした時、私の前を歩くその女の子の後ろ姿が目に入ります。
我慢できず話しかけ、インスタグラムを交換すると、
広島でカフェをやっているとのこと。
「すごい!話ききたい!」と思ったものの
翌日、福岡での説明会を控えていた私は
すぐにでも新幹線に乗らなければなりませんでした。
イルミネーションが綺麗な百貨店の横を歩く数分間。
私とまほちゃんとの出会いは、たったそれだけのものでした。
さて、時は流れ今年の1月。
私は大学で、取材をして新聞記事を書くという講義を受講しています。
※このページよりか、お堅い文章で綴っております
毎回、先生が用意した取材対象にインタビューし、
記事を書いていたのですが、
期末課題は自由に取材相手を選んで良いとのこと。
「これはいい機会!」
と、あれから連絡すら取っていなかったまほちゃんに
ことの経緯を説明。取材依頼をしました。
今回の記事はそんな私の無鉄砲なお願いを、快く引き受けてくださった
3名の取材対象によって完成したものです。
取材対象について
広島県広島市中区にあるビルの一角を間借りし
カフェ「ひとくちめ」を経営する2人の大学生
林茉歩(はやしまほ)さんと景山悠凪(かげやまゆうな)さん。
※以降まほちゃん、ゆうなぽんと呼ばせていただきます
※2人がこのように呼び合っていると聞き、仲間に入れてもらいました笑
現在広島大学に通う4年生の2人は
2021年10月から月に一度、「体に優しい」をコンセプトに据えた
ランチプレートやスイーツを提供するカフェの営業をしています。
2人の出会いは大学生になってから始めた焼肉屋のアルバイトでした。
誰にでも積極的に話しかける、活動的なタイプのまほちゃんと
おとなしく受け身なタイプであるゆうなぽん。
対照的な性格ゆえ、出会った当初はお互い仲良くなれるのか不安だったそう。
しかし、相手を思いやり、周りの人をほっこりさせてしまうような優しさを持つ
2人は、次第に居心地の良さを感じていくようになります。
※おふたり同時の取材時もほっこりあったかでした
当時コロナの感染拡大によって外出が制限されていたこともあり
2人はよくゆうなぽんの趣味である料理を一緒にしていました。
幼少期から子ども用の包丁を握り、お母さんの手伝いをしていたゆうなぽんは、
高校生になると家族のために夕飯をつくることも。
一方のまほちゃんはというと、料理は苦手!
それどころか、高校生時代の過激なダイエットにより
食事に対して恐怖心すら覚えていました。
しかし、ゆうなぽんは
まほちゃん好みの健康的な料理を一緒に作ってくれました。
例えば、
小麦粉を米粉に置き換えたり
油を控えめにしたり。
そんな料理を2人で作り、食事をするうち
まほちゃんは
「こんなにも優しい料理あるんだ!」
と感動し、食事への恐怖心を忘れ、楽しめたそうです。
それだけでなく
「この料理をひとりで楽しむなんて、もったいない!もっと沢山の人に楽しんでほしい!」
と感じるように。
また、2人が通う広島大学周辺には食事をするところが少なく
多くの学生がコンビニやファストフード店でお昼をすませてしまう。
食事に対して人一倍の関心を持つまほちゃんは
その事実を知り、大学生の食生活の乱れに衝撃を受けるとともに
「もっと健康的な食事をしてほしい」と思います。
この頃から、林さんはひとり、カフェ経営への憧れを募らせていきました。
カフェ「ひとくちめ」ができるまで
カフェのイメージを膨らませていくまほちゃんは
同じ焼肉屋でアルバイトをしていた2歳年上の先輩
田中恭平(たなかきょうへい)さんに相談をすることに。
※以降、恭平さんと呼ばせていただきます
恭平さんは大学に通いながら
飲食店のコンサルティングをメインとした会社を起業しています。
起業をするにあたり
周りの大人に助言を求めても馬鹿にされ、
相手にすらしてもらえなかったという自身の経験から
「アドバイスを求めてくれる学生には時間をさきたい」
と思っていたそうです。
面倒見の良い恭平さんは、まほちゃんの熱い思いを聞き
「場所を貸してあげるから、やってみたら?」
と提案。
この提案が、カフェオープン実現への大きな一歩になったと
まほちゃんは話してくれました。
2021年9月、当時大学2年生だったまほちゃんは
まだ具体的にはなっていないカフェのイメージと、
決定した出店場所をもとに、ゆうなぽんをカフェ経営に誘いました。
それまで、カフェについて一切の話を知らなかったゆうなぽんにとっては
あまりにも急な誘いでしたが、
「そんな夢のような話あるの!?」
と、まほちゃんのモヤッとしたカフェのイメージを魅力的に感じたそうです。
※いや、それまで知らんかったの!??って思わずつっこみました笑
ゆうなぽんが誘いを承諾したものの
もちろん両者それぞれに不安はあり、
カフェ経営の実現は「怖い決断」だったといいます。
経営そのものを担当するまほちゃんは
「何から手をつけていいかわからないという怖さ」
料理を担当するゆうなぽんは
「お金を頂いて食事を提供する以上、
それに見合うものをつくらなければならないというプレッシャー」
様々な葛藤が渦巻く中、まほちゃんとゆうなぽんを支えたのは
「この2人でならできるという安心感」と
「この子とだから、やってみたい」という強い気持ちでした。
カフェ「ひとくちめ」の初営業日はそれから1ヶ月後
2021年10月。
メニューの考案や試食、カフェの宣伝など目まぐるしくすぎる準備期間。
カフェオープンのための集客は特に骨が折れたそう。
アルバイトの関係者や友人など、100人以上にLINEを送り、お客さんの確保に励みます。
1ヶ月の準備期間を終え、迎えた営業日初日!!
約30名のお客さんに、ランチプレートや、チーズのかかった白いキーマカレー、スイーツを提供しました。
その時の気持ちを
「味わったことのない感情」
と、教えてくれました。
その後も月に一度のペースで営業をし
お客さんとの会話を楽しんだり、
忙しさを2人で笑い合ったりと順調に経営を続けていったそうです。
次回予告
さて、今回の記事に登場する
カフェ「ひとくちめ」は2024年2月18日が最後の出店になります!
そしてその予約が本日よりスタート!!
カフェ「ひとくちめ」のインスタグラムより予約を受け付け中です!!
皆さんぜひこの機会に、広島県へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
※私も行きます。ガチです。
そして次回は、
ほっこりな2人に訪れた試練。
自分の将来とカフェの未来を考えた2人の決断をお見逃しなく!
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
では、また!
カフェ「ひとくちめ」のまほちゃんが書いている記事はこちら↓
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