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【閲覧注意】この世に客観は存在しない。

初めにお伝えしておきます。
この記事は理解しようと思えば思うほど、頭がおかしくなり、脳がバグってしまう可能性があります。(笑)

あらかじめご了承ください。


皆さんも一度は、「客観的に考えても、それは彼氏が悪いだろ!」や「もっと自分を客観視しなさい」といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

しかし、そもそも"客観"とはなんでしょうか?

今回のブログでは、「この世には主観しかなく、客観など存在しない」ということについて解説していきます。

⚫︎そもそも"客観"とは

そもそも"客観"とはなんでしょうか?

とりあえず、"客観"という言葉を辞書で検索してみると、Wikipediaでは以下のように定義していました。

自分だけの考えを離れて、第三者の立場で、物事を見たり、考えたりすること。

Wikipedia

簡単に要約すると、「自分以外の第三者から見た意見や考え」というところでしょうか。

ここでは、「客観=自分以外の第三者から見た意見や考え」と定義して、話を進めていきたいと思います。


⚫︎この世に"客観"が存在しない理由

ここからが本題です。

先ほど、客観=自分以外の第三者から見た意見や考えと定義しました。
これについてより具体的に考えていきたいと思います。

例えば、あるカップルが喧嘩をした際に、彼女が「これは私かあなた(彼氏)のどっちが悪いか、客観的に判断してもらいましょう」と言ったとします。
その後、彼女は自分の友達をその場に呼び、これまでの喧嘩の経緯を説明しました。

彼女の説明を聞いた友達は、「今までの経緯を聞くと、彼氏の方が悪い」といったとします。

彼女からすると、「ほら!客観的に見てもあなたの方が悪いじゃん!」と彼氏に対して言うでしょう。

しかし、友達の「彼氏の方が悪い」という意見は、その友達の主観でしかありません。

つまり、彼女が思う客観=友達の主観ということです。

「じゃ、友達を100人呼んで、その100人が全員『彼氏の方が悪い』と答えたら、それは客観的に見て、彼氏の方が悪いと判断できるだろ!」と彼女は言うかもしれません。

しかし、客観というのは、誰かの主観でしかなく、100人全員が「彼氏が悪い」と言ったとしても、それはただの主観の集合体に過ぎません。

そもそも、今回は彼女が友達に対して"これまでの喧嘩の経緯"を説明しましたが、その説明も彼女の主観でしかなく、その友達は彼女の主観を用いて、主観で判断しているだけなのです。

ここまで読んだ方の中には、「彼女にとって、友達の意見は客観的な意見になるだろ!だからお前は間違っている!」と言う人もいるかもしれません。

しかし、その意見もあなたの主観なのです。


他の例でも考えてみましょう。

例えば、「犯罪をしてもいいですか?」という質問に対して、ほとんどの人が「ダメ」と回答すると思います。
また、ほとんどの人が「ダメ」と回答するから、「客観的に考えても、犯罪をよくない」と思っている人も多いと思います。

しかし、これは「犯罪はしてはいけない」という主観の意見が多い、もっというと、我々人間は「犯罪はしてはいけないという主観的な意見を持っている"傾向"があるというだけのことです。

つまり、「客観的に考えても…」というのは、自分が勝手に「他人も犯罪をよくないと考えている」という主観の意見になります。

したがって、この世には主観しかなく、客観というものは存在しないのです。


⚫︎まとめ

いかがだったでしょうか?

もしかしたらこの記事を読んでいる途中に頭がバグって途中で読むのをやめた方もいるかもしれません。(笑)

今回の記事で伝えたいポイントを簡単にまとめてみました。

  • 客観というのは、誰かの主観、または主観の集合体のことである

  • 主観は、人の数だけ存在する

  • この世には主観しかなく、客観というものは存在しない

したがって、この世に存在するのは主観のみであり、客観というのは結局は誰かの主観であり、その主観がたくさん集まったとしても絶対的というものはなく、ただの主観的な意見の傾向があるということなのです。

そして、この記事の意見も全て私の主観です。
また、「この記事の内容は間違っている」と思うのもあなたの主観です。
この記事に対してどれだけ批判が集まったとしても、それは「この記事の内容は間違っている」と考える人たちの主観の集合体であり、それを客観とは言いません。

ぜひこの記事の内容に関して、皆さんの主観のコメントをください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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