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パーソナル編集者と一緒に自分のスキに向き合った6ヶ月の記録


昨年の8月から、noteや他のSNSの発信について「パーソナル編集者」に相談してきました。

パーソナル編集者は、個人の発信に伴走してくれるサービス。詳しくは、発起人のみずのけいすけさんの記事を読んでみてください!

サービスは6ヶ月単位。

先日第1クールが終わって節目となったので、「パーソナル編集者」を利用して、自分のスキと向き合った日々についてまとめておきます。



発信で自分のスキを伝えたい


学生時代から20年ほど、何かしら情報発信をしてきました。まぁ、はじめは情報発信というか

「こんな事あったよ!」
「これ面白くね?」

というのを、友だちに聞いてもらいたいという気持ちからはじめた感じ。

テキスト系の発信は
ミクシィ → seesaaブログ → はてなブログ → note
と変わってきましたね。


発信内容が、日記的な内容から変わったのは、今から7年くらい前。

「ご当地ソング」や「地名が出てくる歌」への関心が高まったので、曲を紹介する活動をはじめました。

そこから、ツイッター、ポッドキャスト、地元のコミュニティFMでラジオ番組も始めて、今まで続いています。


なもんで、今の発信のモチベーションは

「自分のスキを知ってほしい!」
「同じものがスキな人を見つけたい!」
「だれかと、思うぞんぶん語らいたい!」

というものです。


情報発信って悩むよね


情報発信を続けるなかで、いくつか悩みが出てきました。

悩み①発信内容が散らかってきた

ブログも、ツイッターも、音声配信も思いついたのやってみたけど、どこで何をしているかよくわからなくなってきた。
何で何を発信するのか、役割分担をはっきりさせたい…。

悩み②:フォロワーが増えない

フォロワー、伸びねぇぇええー!!
誰も見てないんじゃ…誰も聞いていないんじゃ…。

悩み③:交流したい

お話したいよ…つながりたいよ…。誰か…。
ミクシィ時代はみんなあんなに、コメント書いたりしてたのに。


自分のスキを突き詰めてきた情報発信だったけど、人は一人では生きられないもの。より良いスタイルと、誰かとの関わりを求めるようになっていきました。


友達経由でパーソナル編集者に出会う


そんな、悩めるお年頃のさなか。

昔からの友だちで、ブログ仲間の鎌田よしふみくんが「パーソナル編集者」を利用していることを知り、脳天に稲妻がはしります。

「こんなサービスがあったのか!」

鎌田くんのnoteが、なんか良い感じになっていた謎が解けます。なんか最近、あか抜けたなと思ってたんだよ!

悩みの解決の糸口になりそうな気がして、存在を知ってから即決して、みずのさんに連絡をしました。そして、2024年8月からパーソナル編集者に伴走してもらいながら、新しい情報発信がはじまりました。


伴奏してもらってnoteが楽しくなった


8月からは、担当に付いてもらった渋谷祥平(旧:セトショウヘイ)さんに相談しながら、試行錯誤してきました。

月イチの、オンラインセッションで相談・雑談したり、時々チャットで作成中の記事について相談したり。

渋谷さんは、僕の担当として唯一無二の最強の方でした。音楽や音声配信への造詣が深いので、相談事の前提をよく知っていて、色んな気づきをもらえます。
他にも、僕のオリジン的な体験であるよさこいの事もよく知っているのも大きかったです。みずのさんの担当マッチングがドンピシャすぎて、もう。

そして何よりいつも、親身に色んな切り口で掘り下げて褒めてくれます。優しい…!

noteを書く日々が、とても楽しいものなっていきました。


気づきと思い出深い記事


この6ヶ月間に気づかせてもらったこと、教えてもらったことを、記事と合わせてご紹介します。


気づき①:タイトルに命をかける

はじめて伴奏してもらい書いた記事。
「届くようにしたい」と思う中で、今までまったく意識しなかったことを考えながら、書くようになりました。

特に、この6ヶ月間タイトルの付け方がもっとも気を使いました。読んでもらわないとはじまらない。いまだに上達している気がしない…。

※ ※ ※


気づき②:自分の武器を知る

僕は、断続的ながら8年ほど音声配信をやってきていました。
正直、泣かず飛ばずの音声配信だったんだけど、このことについて「それだけの期間、続けるのはスゴイ」と言ってもらいました。

この記事では、自分が気づいていなかった「何となしに続けられる事」のモチベーションと価値について書くことができました。

※ ※ ※


気づき③:自分の人生に重ねる

僕が扱う「地名が出てくる歌」の記事は、説明っぽくて分析チックになることが多かったです。けど、この記事を書く途中で「生い立ちの振り返りが面白い」と言ってもらい、自分の人生と重ねながらリライトしました。

「自分ごと」のフィルターが入ると、熱が乗りますね。めっちゃ視点が広がる経験でした。
結果として「今日の注目記事」にも選んでもらえて、とても特別な記事です。

※ ※ ※


気づき④:アーティストのファンに届くように

渋谷さんと色んなアーティストの話をする中で、特定のアーティストと地域の関係について書こうと思い、自分の群馬ライフと群馬のスーパースター「back number」について書きました。

地域に根ざして、地域を応援しているアーティストはたくさんいます。ファンはそのことを十分に知っていて、ファンの間だけで聖地巡礼が行われていることもあったり。

音楽を扱うので、アーティストのファンに届くようにすることも大切だなと感じています。アーティストと地域のつながりを、ファンの人に教えてもらいたい。

※ ※ ※


気づき⑤:葛藤はそのまま出してもOK

記事を書くことは「まとまった物」「メッセージがある物」じゃなきゃいけないと思ってたけど、そんなことはないと教えてもらいました。

悩んだり、葛藤したりしていればそのまま出してもいい。生煮えで出してもいい。

この記事は、何もまとまらなかった内容を相談すらせずに出しましたが、意外に読んでもらえました。

※ ※ ※

気づき⑥:伴走者とめんどくささを超える

数年前から、紅白歌合戦とご当地ソングの関係を調べてみたいと思っていました。ただ「めんどくせぇ」と思って、手を動かすことはありませんでした。

11月のセッションで、渋谷さんにこの構想を相談したところ面白がって見たいと言ってもらえ、そこから調べはじめて、12月のセッションで途中経過を報告し、正月に記事をリリースできました。

何かを作るときの「めんどくさい」をぶち壊す動機づけをもらいました。長年の「やってみたいなー。」をクリアでき、本当にスッキリしました。


これからは「分かりやすさ」と「熱量」を大切に


「どうしたら自分のスキが、だれかに届くのか。」

この一心で門を叩いた「パーソナル編集者」。

この6ヶ月間は、渋谷さんと話しながら「自分のスキ」に向き合い続けた期間でした。


その結果、「地名が出てくる歌」というニッチなコンテンツを扱う限界も感じました。僕が魅力だと感じている「コンテンツ自体の面白さ」は、そのまま伝えきれないなと。

まぁ、みんなスキなものはちがうからしゃーない。

その代わりに、スキを届ける「違う道」があることに気づきました。

それは、

・スキの熱量
・コンテンツの楽しみ方
・スキになったきっかけ

などなど、コンテンツ自体じゃなくて、僕自身とコンテンツの向き合い方を伝えていく道です。

僕と同じテンションの「おもしろい」ではなくて、「君の言っていることは分かった」「熱量は伝わった」という所をめざして、書いていきたいなと思っています。


パーソナル編集者の第1クールは終了しましたが、第2クールに進み、引き続き渋谷さんに伴奏していただく予定です!

第1クールは、試行錯誤しながら伝え方の迷いがあったのですが、第2クールは迷いは断ち切ったものとして、より突き詰めて書いていければいいな。


渋谷さん、引き続きよろしくお願いします!


【この記事のテーマソング】
京都の大学生/くるり

渋谷さんの好きなくるり。
僕の中でくるりと言えば京都で、特にこの曲が印象的。京都の大学生オシャレすぎだろと思ってた。


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