【255文字書評】あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。／ひすいこたろう 著 (2015/11)
痛快ポジティブシンキング。
日常のうれしくない出来事の「ものの見方」を変える70のヒント。
この本は、こんなときはこう解釈するという「ものの見方」や、どこにフォーカスを当てると人生がもっと面白くなるか、その視点の持ち方を、日常によくあるシーンに落とし込んで、70 個ご用意しています。
著者の考え方は、至ってポジティブ。
ポジティブすぎて、笑えてきちゃいます。いい意味で。
楽しい言葉の中にも、強いメッセージが込められているのが伝わってきます。
人は、次の流れの中で、行動を起こします。
❶出来事（事実）☞ ❷解釈（意味付け）☞ ❸感情 ☞ ❹行動
「出来事（事実）」が人に影響を与えるのではなく、その出来事をどう「解釈」するかで、「感情」が変わり、「行動」が変わり、「世界」が変わるのです。
「ものの見方」つまり「解釈」を変えることで「感情」が変わり「行動」が変わる。
解釈の違いひとつで、物事はここまで違って見えてくるというお手本になりそうです。
１００％誰にでも当てはまる真実は、この世にありません。
ただひとつをのぞいて。
実は、誰にでも当てはまる真実がひとつだけあるのです。
それは「自分は正しい」と思っていることです。
これは、みなが１００％そう思っています。
（中略）
相手が間違っていると思うとき、相手もあなたをそう思っていることに、まず気づきましょう。
それが偉大な第一歩です。
「自分は正しい。だから、相手が間違っている」と決めつけずに、相手の立場に立って考えてみることを忘れずにいたいです。
2015年11月刊
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