【255文字書評】目の見えない人は世界をどう見ているのか/伊藤亜紗 著 (2015/04)
ヨシタケシンスケさんの絵本『みえるとか みえないとか』(2018年) が面白かったので、絵本の元となったこの本を読んでみた。
目の見えない人がどのように世界を「見て」いるのかを解明する本。
「空間」「感覚」「運動」「言葉」「ユーモア」という5つのテーマ。
自分にとっては新鮮な内容で、とても興味深く読んだ。
自分は、目の見えない人の多くは点字が読めると思っていたのだけれど、「見えない人の中で点字が読める人はわずか1割程度しかいない」という事実を知って驚いた。
伊藤亜紗さんの本に注目するきっかけになった本。
2015年4月刊。
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