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#4 過食症、どうやって治す?

こんにちは。ゆりです。
私のページにお越しいただきありがとうございます。
前回までの#2#3では、私の過食症発症のきっかけについてお話しし、暗い内容になってしまいました。
今回は、前向きに、私が過食症をどのように治していこうとしているのかについてお話ししようと思っています。

私はこれから過食症を治そうとしている立場なので、あまり偉そうにものは言えませんが、権威のある摂食障害の本を何冊か読んだ際に、共通して書かれていたことを元に書いていきます。

読んだ本はこちら(図書館で読みました)

https://x.gd/f8nTaa

https://x.gd/bNJxa

摂食障害全般で使える方法もありますので、もうどうにもこうにも行かないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。


①過食症を治すにはまず過食症を知るということ

中国古代、孫子の兵法書「孫子」には、以下の有名な言葉があります

敵を知り、己を知れば百戦危うからず

相手のことを知り、自分の得意・不得意を理解することで、
どんな戦いでも勝つことができる

過食症とはある程度長期間向き合い続けなければいけませんが、私は過食症に打ち勝ちたいと思っています。

そのためには、過食症がどのように私の体を蝕んでいるのか、過食症がどんなものなのかということについて徹底的に調べるところから始めました。

本の中で私が腑に落ちた過食症についてあげていきます。
・過食症で悩む人は、100:0思考、白黒思考、完璧主義がちである
・禁止している食べ物がある、または多すぎる
・過度な体型チェック、逆に体型チェック回避などの特異な行動
・摂食障害で悩む人は、自分の評価軸の円グラフの割合の大部分を「体型」「体重」だと思い込んでしまっている。

入手できるグラフの画像が荒かったので、手書きしました。

・たくさん食べること=恥ずかしいと思うため、
過食は「秘密裏」に行われる
・一度の過食エピソードに罪悪感を覚え、次の食事を抜いたりなどすることで、またさらに次の過食を引き起こす
・吐く、下剤の使用、過度な運動などの代償行動がある。
私の場合は、吐かないですが、運動は好きなのでやっていましたが、思っているよりも強迫観念によってしていたことがわかりました。
・もちろん人に話すことは難しい

②変わるという覚悟を決めた瞬間から良くなっていく

過食症と向き合うために非常に重要なことは、変わるんだという強い気持ちを持つこと。
それは、今日からきっかり過食をやめるんだ!と完璧に進めていこうという決意ではなく、もし過食を起こしてしまったとしても、私は諦めないんだと、向き合い続けるという覚悟です。
そうしているうちに、過食の頻度が徐々に少なくなってきて、過食してしまうこと自体も体型に与える影響も小さくなり、正常になっていくということみたいです。

③どんな方法で過食を治していくのか?

こちらについてはいろんな方法を考えました。
先日、成人式があったこともあり、体型を気にして痩身に体験で行ってきたのですが、これもまず一つの手段だと思いました。
他の候補とアプローチ手順を軽く紹介します。

①痩身→痩せる→自信がつく、自己肯定感が上がる→過食が治る(願望)

私の場合、筋肉量が非常に多く、それが凝り固まっているため大きく見えているということだったので、

②整体→筋肉がほぐれる→脂肪を燃やしやすい体になる→痩せ始める→自信がつく→過食症が治る(願望)

③パーソナルトレーニングを受ける→脳筋的に痩せていく→自信がつく→過食症が治る(願望)

でも、これら全て痩せたとしても、根本の考え方が改善されなかった場合、ストレス対処が下手くそな私はまた過食で苦しみ続けるのではないかと思ったのでした。

だから、医療の力を借りて、治すことを決めました。

とは言っても、薬物療法などもありますが、
それに頼るというよりは、私は心理療法によって治そうとしています。
その中でも対人療法や認知行動療法がありますが、私は、
認知行動療法(CBT-E)と言う方法で向き合おうと思っています。

これは、ざっくりいうと、自分の行動や思考を可視化することを繰り返してく方法です。
理想の形としては、担当の医師や臨床心理士に診てもらうことですが、自分自身でセルフモニタリングしていくことも何もしないよりかは効果があると思います。
私の場合は続かないので、管理してもらいたいのですが、この治療法をしてくれる良い病院がなかなか見つからないのです。
もし、克服した人で、いい病院を知っている方がいれば、紹介して頂きたいです。笑

セルフモニタリング用のシートがあり、前日に翌日は何を食べるのか予定しておき、当日実際に食べたもの、過食を起こしてしまったらそのマークを、その時の感情やコメントを残しておくということです。

そして、最も大切なのが1日3食と2回の間食を食べ、人間として栄養を摂取するということです。

そうすることで、体が飢餓状態にならないので、吸収する量も自分が心配する程ではないそう。(多少の体重増加はあると思います)

過食症克服において大切なことは食事に波を作らないことだと思っています。

ん?ダイエットってメリハリが大事なのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、私に必要なのは、世間一般の「ダイエット」をすることではなく、

過食症を克服することです。

私が脂肪をつけてきた最大の要因は一度にたくさんの食料を摂取する過食だからです。

ここまで読んで下さってありがとうございます。これからも過食症克服に向けて一歩ずつ進んでいこうと思います。
たまに早大生の生活を挟むかもです!笑

次回:人生で初めての精神科に診てもらった話




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