-立冬-no.35 霊薬・菊の花のスープ 9 まつばらあや|リビングアトリエ 2021年11月18日 22:18 今日は、菊の花と葛粉、舞茸を使った滋養たっぷり養生スープです。 仙境に咲く霊薬と言われる菊の花は、古くから日本でも、邪気を払い延寿の効があるとされてきました。解熱、消炎、解毒、抗菌の効果があり漢方薬にも用いられます。肝臓や目にも良いとされているので、肝臓を痛めやすいわたしは積極的に取りたいところ。 花びら以外の部分は苦いのでちぎってバラバラにします。花をキッチンでもいでいるとちょっと幸せな気分になります。 沸騰したお湯に酢を入れ、さっとくぐらせます。お湯の中でぷくぷくと踊る花びらが可愛らしい。 ザルにあげて水気を切ります。このまま甘酢漬けにしても美味しいようですが、今日はこれをお味噌汁に入れます。 いりこと昆布でとった出汁で舞茸をさっと煮ます。 同量の水で解いた葛粉でとろみをつけます。 葛粉が溶けたら米味噌を溶いて、花びらをパラリ。 味噌のあとに、ほんのり菊の香り。美味しいのだけれど、表面的な舌ではなく心の深層部が求めるような不思議なスープでした。 いいなと思ったら応援しよう! 生きていく場、暮らしの場、すべてがアトリエになりますように。いただいたサポートはアトリエ運営費として大事に活用させていただきます! チップで応援する #漢方 #味噌汁 #二十四節気 #菊 #立冬 #舞茸 #菊の花 #葛粉 #食べる二十四節気 9