お嬢様、拳一つで難関ダンジョンを攻略していく!『【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう』感想
さて、どうしましょう。
私の記事をよく読んでくださる方なら、分かるのですが。
本来なら、ここで。
私の「お嬢様」についての感想を書く流れなのですが。
ある記事で。
すでに「お嬢様」について感想を、書いているんですよね。(※)
※前に書いた記事については、こちらを参照。
とりあえず、あれです。
やっぱり、「おーほっほっほ!」の高笑いと。
庶民の味を堪能する姿は。
私のお嬢様感としては。
無くてはならないものだと思いますね!
二度目ですが。
そう書いておきます。
念を押すって大事ですしね!
さて。
というわけでもあるのですが。
本日、ご紹介するライトノベルは、赤城大空先生の『【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう』(2023年10月刊行)です。
前に感想を書いたライトノベル『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(※)の、作者様の作品でもありますね。
※『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の感想は、こちらから。
今日は、紅茶を華麗に飲みながら。
優雅に、そして華麗に、行ってみましょう!
あらすじでございますわ
今回もまた、「BOOK☆WALKER」さんより、あらすじを引用させていただきます。
というわけで。
本日のテーマは、「ダンジョン配信で、バズってしまったお嬢様」です。
解説ですわ
さて、このライトノベル。
ちょっと特殊な形で出版された作品となっております。
何を隠そう、この作品。
「カクヨム」という小説投稿サイトで。
人気となった作品を。
出版した形となっているのです。
それも、この作品は。
現在のネット小説において。
非常に人気のあるジャンル。
「現代ダンジョン配信」ものとなっております。
では、この「現代ダンジョン配信」とは何か。
それは、以下のようになっています。
また、ダンジョンの説明は、以下のようになっています。
そしてVtuberの説明には。
私が前に書いた記事(※)を参考にしてみてください。
※記事は、こちらから。
つまるところ。
この作品を簡単にまとめますと。
「ダンジョンを探索し、その行動を動画サイトで配信しているお嬢様系の主人公が、とある事をキッカケに視聴者が増え、やる気を出して、またダンジョンを探索する」。
そんな、「今」っぽいお話となっております。
おハーブが生えますわ
「いや待ってよ」と。
「そんなよく分からない作品、面白いの?」と。
そんな声もあるかと思います。
ですが、私は断言します!
この作品、コメディとして、かなり面白いです!!(自負)
まず、お嬢様な主人公、山田カリンの行動なのですが。
基本、お嬢様ですので。
派手なドレスを着て。
紅茶入りの水筒を持参の上。
ティーカップを片手に持ち、優雅にダンジョンを進んでいきます。
そんな中、登場するモンスター。
現代の武装を持ってしても苦戦する、その相手を。
お嬢様は、拳一つでなぎ倒します。
おまけに、紅茶が入ったティーカップをこぼさずに。
そうです。
このお嬢様。
無茶苦茶、強いのです。
これだけでもう、コメディとして成り立つと。
私は、思っています。
この話の面白い所ですわ
山田カリンの言動はもちろんなのですが。
YouTubeといった動画配信サイトで観賞できる。
ライブ映像を見ているかのような楽しさがある所です。
例えば、パソコンでのYouTube生配信では。
動画の横に、チャット欄(コメント)があると思うのですが。
そこで流れてくる、コメントと同じように。
山田カリンの言動に対しての、チャット欄(コメント)が。
作中に、書かれているのです。
どういうことか。
本文を交えて説明するのなら。
山田カリンが動画配信を始めた際に対しても。
”お嬢様今日も緊張してて草”
”これが若さか……”
”てかマジでドレス着てるやんけ!”
(本文P82より引用)
といったコメントの具合のように。
まるで何千、何万人の不特定多数者が。
山田カリンのダンジョン攻略を。
見ているかのような楽しさが、あるのです。
この作品の残念な所ですわ
この作品。
一巻だけでは、完結しません。
作者様曰く。
私が読んだ、一巻目は。
「一巻の前半」部分にあたるらしく。
まだまだ続くみたいです。
というよりも。
この作品。
「カクヨム」のサイトで、連載中だったりもします。
(2024年2月22日現在)
しかも、です。
本文が220ページほどと。
かなりボリュームの少ない事となっております。
なんというか。
本文が面白いだけに。
こういう所で残念な所が見えるのは。
ちょっと……、といった所です。
まとめ、ですわ!
とはいうものの。
コメディとしても面白く。
ネット小説としても。
かなりの盛り上がりを見せている、この作品。
読んでみること間違いなしだと思いますよ!
さて。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
この作品に、ご興味がありましたら、是非、手に取ってみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?