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経験に頼り切らない勇気

※この記事は去年8月に書きました。
記事の後半は、きのうの夜に書いたリアルな気持ちを掲載します。

本のアウトプット記事⑭
今回は無意識について深掘りするこちらを。

経験は意思決定の敵となる
このことを実感する直近の出来事と言うと、南海トラフでしょう。

先月発せられた注意情報。
この知らせを聞いたわたしも内心パニックになり、防災グッズを買い集めました。
(あと避難先の把握など)

ですが、1週間経って注意情報が解除されると不安は残りつつ元の日常生活に戻る。
「今日も大丈夫だった」
この大丈夫という経験が毎日続くと、高まった危機意識が薄れる。
なので実際に発生したら、準備不足による大きな被害が多数出るように思えます。

経験は意思決定において重要な支え。
だけど、その経験はすべて過去の記憶。
そう、わたしたちは現在にしか生きてないのに、
過去を頼りに意思決定して行動を起こす。

役に立つものもあればその逆も。
なぜなら、環境(人)やタイミング(時間)といった、
自分の力ではコントロールが難しい状況においては結果が大きく分かれるからです。

わたしが最も関心を寄せたのは、成功について深掘りする第6章。
それぞれの成功者が持つサクセスストーリーの中には、関係者による主観的な評価なども加えられた可能性があること。

さらに、成功例から学ぶ教訓の適用範囲はあっても限定的であること。
人の数ほど個人差が存在し、その通りに実践してもすべての人が成功する保証はない。
つまり、過度な一般化は失敗を招きやすくするということです。

重要なポイントは成功の定義を明確にする。
自分にとって何が成功かと自分自身に問う力をつけること。

■お金持ちになること
■お金持ちじゃなくても人に恵まれること
■1日の多くを好きな仕事に使うこと
 など

ここが曖昧だと、どんな知識や手段を頼りにしても使い物にならず、挫折する可能性が高くなります。

わたしももちろん成功をと思い、あらゆる人が持つ目に見えるもの見えないものに触れては実際に取り入れているものもあります。
とはいえ、こうすれば成功するに違いないとまでは思ってません。

途中で振り返り、検証すること。
信じ切って安心したいところだけど、重要な部分を見逃して大きな失敗を招くのは避けたいところ。
すべてにおいてできてるわけではありませんが、
複数箇所は敢えて批判的な目で見て、気になる点があれば中身を探って修正する。

地味で面倒だけど何もしないよりはマシ。
そう言い聞かせながら動いている最中です。

途中でキリがないくらい複雑さに満ちたなメッセージに触れることもありますが、これも買って損はないなと納得しました。――――――――――――――――――――――――――――――
「お金持ちになりたい」「成功したい」
当時は自分にしかできないことで多くの人に支持され、お金も多く手に入れて一切の不安を取り除く。これを(ぼんやりと)夢見てました。

しかし、夢は現実にない頭の中で自分好みに描いただけの空想だった。
しかも、叶えた後どうしたいかについては深く考えませんでした。

現時点での答えは、本気で叶えるつもりがない夢は不要。
なので、頭の中で描いたその夢を破壊しました。

当時と違うわたしもいれば、一貫した真っ直ぐな
わたしもいるのが現在のわたし。
自分大好きじゃないけど、キライではないニュートラルな現在のわたしを、これからも大切にしたいなと思います😉

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トモ@noteクリエイター2年目
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 ”サクセスストーリーの創作”はこれからも続きます!

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