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何か少しでもやり遂げてみる

色々とやらねばならないことが重なっていて、バタバタとしていたら、何故か最初に思っていた日数ほどはかからずに拍子抜けするほどあっさりと終えることが出来た。


それはそれで手持ち無沙汰になってしまい、かといって何か新しく始めるには中途半端な時間だけが余ってしまうという状態だった昨日。

ついつい貧乏性でゆっくりぼーっとすることも難しかったので、じゃあ1時間ぐらいでできることをやってしまおう、と風呂場のブラインドの掃除をした。

その時自分に言い聞かせたのは、「風呂場を隅々まで掃除しないといけない」と思わないこと。
「風呂場を隅々まで掃除したいなあ」とも思わないこと。


ただ40枚ほどのスラットを綺麗にするだけ。
壁の小さなカビが目に入ってもただただ一枚一枚掃除していく。

途中から不思議と集中してしまって家族が私を呼んでいる「音」がなんとなく耳に入ってきはしたけれど、それをわたしの名前とは認識せず黙々と拭いていた。

過ぎること小一時間。
ピカッピカになったというわけではない。でも誰の目にも明らかにさっぱりとした色になったブラインドを見て、すっきりとした気持ちになった。

高いところは見上げるように拭いていたので首が疲れてしまい、その流れでしたヨガでは太陽礼拝を八回した後、ゆっくりと陰ヨガで体を緩めるごほうび。

つくづくヨガをする時間というのは自分へのご褒美の時間なんだなあと思った。

そんな時間も、何かをし終わった後だとなおさら貴く有難い時間に感じる。

(見出し画像 野草も好きですが、目を引くばかりの麗しいバラも好きです)

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