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無意識のこと

初めて無意識ということに意識が向いたきっかけは、中学生の時に読んだ成田美名子さんの漫画「エイリアン通り」だったかもしれません。
作中でセレムさんが集合的無意識の話をしていました。

その後、自分の「心」に興味を持って高校時代は河合隼雄先生の本を中心に、心理学の本を読んで勉強しました。

そんな昔から勉強しているのに、自分の心に振り回りされっぱなしの人生です。

近頃、宮増侑嬉(大石洋子)先生の本からワークを少しづつ行って、理解が進みました。

そんな私が最近思うこと。
『無意識は意識できないから無意識なんだよ。』
ということ。

本だけで勉強していると無意識が意識できている(わかっている)気になってしまうんです。
で、あれこれひねくりまわしていて、変わらないな〜、いいこと起きないな〜とか思ってしまう。
いや、意識できていたら無意識じゃないから、それ(笑)。

無意識の片鱗を、現実を通して気づくことが出来るという程度で思っていないと、頭でっかちの私はすごく矮小化して捉えちゃう。

自分の心(精神)は宇宙であること。宇宙の大きさを意識できないこと。
そこは肝に銘じたほうがいいよ、と自分に言い聞かせる今日この頃なのでした。



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