【子育てと勉強5つの基本】 学ぶ力は、生きる力 ― 親の背中
勉強って、就学前から、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、リタイア後、長~い付き合いです。
いくつになっても興味関心のあることを学びたいし、子ども達にも楽しみながら学ぶ方法を身に着けてほしいなと願っています。
自戒の念も含めて、やはり、口で言うだけではなく、親の背中を見せるって大事だと思うのです。
日々、こんなことを心がけています、ということを5つお伝えします。
(できていない時も、もちろん、あります)
1.親も学び続ける 【楽しいよ!】
子どもだけではなく、親も本を読んだり、資格や趣味の勉強をしたり、色々なことに興味をもって、楽しみながら学ぶ。
親が真剣に取り組んでいる姿は、大人になっても勉強したいんだ!と学び続ける楽しさを子どもに伝えると思います。
ちなみに、我が家は、居間で親も子も机を並べています。(もはや居間というよりは、かなり狭いオフィスと化しています)
2.再チャレンジする姿を見せる 【人生は崖っぷちじゃない!】
親だって、なかなか合格できない試験もありますよね。
帰宅後すぐに自己採点したり、来年の受験に向けて、もう一回がんばるか~!と気持ちを切り替えて再チャレンジする姿を見せることは、一度きりじゃないよ、次にまたがんばればいいんだよ!という、人生は崖っぷちじゃない!という安心感を子どもに伝えると思います。
3.「勉強しなさい」は言わない 【自分で決める!習慣付け】
もちろん親が黙ってたら、いつまでも宿題に取り掛からないこともあります。そりゃイライラもしますよね~。
でも、やっぱり、何事も「自分でやる!」と決めてほしいんです。
「そろそろごはん支度しようかな~。あ、明日、漢字のテストあるんだね。時計見て、自分で決めてね~」とか。ほとんど「勉強しなさい」って言っているような感じかもしれませんが(笑)
それでも、「じゃ、10分後に1ページ練習始めよっかな?」みたいな、ちゃんと自分で決めた!という言葉を引き出したいんです。(我慢の限界を超えると、叫んでしまうこともあります)
4.学んだことを実践する 【力になるよ!】
ホールケーキを切り分ける時の分数、買い物中の特売品の割合、道に迷っている外国人を見つけた時にとっさに出てくるRight! Left! Straight!など、学んだことを使う場面は意識さえすれば、日常にたくさんありますよね。
勉強って、成績や受験のためだけではないんだよ、わからないないことが多いと、日常生活で不便だよ。わかると便利だし、何より自分で考える力になるよと伝えたいです。
子どもからの質問には面倒くさがらずに、真摯に向き合い、わからないことや自信のないことは、一緒に調べて、ウヤムヤなままにしないことも大事かなと思います。
(結構、私は色々なことを忘れているので、、、おかげで復習できます!)
5.勉強は親のためにするものではない 【自分のため!】
点数の良し悪しではなく、どれだけ自分で決めて、努力したか、プロセスを大事にしたいです。
結果が良ければ一緒に喜びますし、努力を称えますが、結果によって褒美を与えたり、罰を与えたりはしません。
勉強は、親の顔色を窺うためのものではなく、自分のためにするものなんだよと伝えたいからです。
子どもの頃、勉強に前向きに取り組む姿勢を身に着けられたら、様々なことにチャレンジできて、努力できて、少々失敗したって、また立ち上がっていけるんじゃないかな、と願いも込めて思うのです。
人生半ば、私もまだまだ勉強です!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
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