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2006年ウイグルの旅 11*おまけの敦煌
おまけの、と言っては大変失礼でございますが、敦煌はウイグルではないので、ウイグル旅行としてはおまけだったんです。
敦煌へ ウルムチに帰ってから急遽敦煌に行くことが決まった。先生のお一人が敦煌に行きたいと思っておられたらしく、ミニツアーの手配をしたいとおっしゃった。それに乗っかったのだ。一泊二日の短い旅の始まりだ。
敦煌といえば井上靖の小説『敦煌』、佐藤浩市さん主演で映画化(Yahoo!映画
2006年ウイグルの旅 10*ウルムチで羊に囲まれ、ニンジンスープに絶句する
ウルムチを出発してタクラマカン砂漠を時計回りに一周、ついにウルムチに帰ってきた。旅も終わりに近づいてきた。
コルラを出発してウルムチへ
コルラを出てしばらく行くと、
再び天山越え。
ごろごろした岩の景色。
この山を越えたら、
風力発電設備があった。
平地の向こうに背の高いポプラが見え、ウルムチの町がはっきり視界に入ってきたとき、ほんの数日しか滞在していなかった町なのに
2006年ウイグルの旅 9*アクス経由でウルムチに帰る途中のナンとキジル千仏洞
今回旅した最西端はカシュガル。そこから今度は天山南路を通り、アクス経由でウルムチへと戻っていく。
「シルクロード」 今更ながら、シルクロード解説。
いわゆるシルクロードには、次のルートがある。
まず西安から敦煌までの河西回廊。ここまではまだ漢民族エリアだ。
さらに敦煌からハミ~トルファンに出たのちに天山山脈の北側を通って、ウルムチ、イーニンへと出る天山北路。
ハミ~トルファンから
2006年ウイグルの旅 8*カシュガルで大バザールに行き西瓜を食べる
ようやくカシュガルに到着。市場を通り抜けて町の真ん中の広場に出ると、なんとも美しい寺院があった。
エティガル寺院 カシュガルの中心部に鎮座するモスク、エティガル寺院。
一般的にモスクには観光客がみだりに立ち入ることは良くない。ましてや女性が入ることはできないが、このモスクは観光客、女性にも開放されている。モスク内部を見ることはほとんど無いだろうから、私も入ってみた。
仏教寺院や道教の道
2006年ウイグルの旅 7*中国語が通じない村と、カシュガルに入った話
今日は少し時間を戻して、ホータンの町に着く前に立ち寄った村の話から。そして今日はカシュガルに入ります。
中国語が通じない村 2006年当時、新疆ウイグル自治区ではバイリンガル教育が行われていた。中国語で教育する学校、ウイグル語で教育する学校とに分かれていたという。新疆ウイグル自治区のわりと大きな町、また都市の人々はおおむね中国語が話せたが、小さな村となると全く話せない人たちもまだ存在した。
2006年ウイグルの旅 6*カシュガルへ
沙漠公路でタクラマカン砂漠の南側、崑崙山脈北側のルートに出た我々はニヤを通過しホータンとポスカムで一泊、ヤルカンドでアマニシャーハンのお墓にお参りした。
アルトゥンルク周辺の市場 宗教施設や観光地周辺にお店が集まるのは世の東西を問わず見られること。ここ、ヤルカンド・ハン国の歴代王墓やアマニシャーハンのお墓があるアルトゥンルク周辺にも多くのお店が集まっていた。
前回ご紹介したミナレット装飾品
2006年ウイグルの旅 5*音楽のお妃様
ポスカムの隣、ヤルカンドへ。ここには伝統音楽をまとめたお妃様、アマニシャーハンのお墓がある。
北京時間と新疆時間 一週間の旅で、我々はここまでたどり着いた。
写真真ん中の「ヤルカンド」すぐ下の「沢普(ズォープー)」が、ポスカムの中国名である。ちなみにポスカムのずっと南にはちょうどニューデリーがあり、ほぼ北にはカザフスタンのアルマトイがある(アルマトイのほうが少し西)。インドと日本の時差は3
2006年ウイグルの旅 4*石油の町ポスカム
ウルムチ→トルファン→コルラ→輪台→沙漠公路→ニヤ経由ホータンと旅をしてきた我々が次に目指したのは、ポスカム(前回ヤルカンドと書いていたのは間違いです。訂正します)。ここは石油が出るので豊かなのだそうだ。今回はそのあたりのことをご紹介する。
ホータンは玉の町 知られていることだが、ホータンは良玉を産する。玉は中国文化ではたいへん尊ばれており、君子が身に佩びるものとされていた。我々もトイレ休憩の
2006年ウイグルの旅 3*ホータンへ
チャーターしたバスでタクラマカン砂漠へと踏み出した我々取材班(ぜひとも石坂浩二さんのナレーションで脳内再生ください)。砂漠を半分ほど進んだとき、事件は起こった。
※ なお前回の投稿でおなかを壊したと書いておりますが、事件はその関係ではありません。どうぞご安心ください。
タクラマカンの真ん中で
思えば沙漠公路に入ったばかりのとき、すでにその前兆があったのだ。
道にトラックを停め、トラッ
2006年ウイグルの旅 2*沙漠公路
★この記事の内容は、ブログ「のんびりアジア旅」に遷しました。今後、旅行記はブログで更新します。こちらも宜しくお願い致します。
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全行程を地図で見る 当時旅行に携行した『地球の歩き方 西安とシルクロード '05~'06』が出てきた。
この中の地図に、行程が描き込んであったのでご紹介します。
行程は「その1」に書いたように、ウルムチ→(天山山脈越え)→トルファン→
2006年ウイグルの旅 1*旅の始まり
★この記事の内容は、ブログ「のんびりアジア旅」に遷しました。「のんびりアジア旅」も宜しくお願い致します。
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大学の先生や研究仲間と新疆ウイグル自治区を訪れたのは2006年夏であった。
私は、というか私も、NHK特集「シルクロード」でこの地域にあこがれたクチである。
このノートは2006年に新疆ウイグル自治区の南疆、タクラマカン砂漠を時計回りに旅した風景を紹介する。