都会と田舎の生活どっちが幸せかについてUターンしたわたしが思うこと
ほんとに全くの偶然なのですが、今週アップした映像と音声のおふたりとも大都市から田舎へ引っ越した方(というか二人ともUターンです)でした。
そういえば、私もその一人じゃない?と思ったので、Uターンするってどうなんかなってことについて考えてみました。
地方出身者ならきっとわかる、地方→都会進出の流れ。
・若いときは都会に出てみたいという「憧れ」感情がある。
・都会の生活と都会にいる自分に慣れてきて気持ち良くなる。
・年を重ねるにつれて、田舎に戻る組とそのままいる組に分かれる。
私は、どちらかと言うと都会に出たいという憧れはもたなかったほうだと思います。絶対東京!みたいなのは正直なかったですね。(大学卒業したらむしろ当時は広島より田舎感が残っていた大連に行ったわけですし。)
でも、一度東京に住んでしまったが最後、20代の後半ほとんど東京で暮らすことになりました。そして、当時の生活は今思い返しても楽しかったですね。仕事は大変だったけど、”東京で頑張っているわたし”的な満足感が頑張らせてくれたのかなぁ。
まぁとにかく、物があふれていますから。
今思えば東京っていう場所にいる自分をつくるためにいろいろな武器が必要だった(と思っていただけ)んですね。服とか靴とか鞄とか化粧品とか、とにかく色々。そして、その時は本当にそれで楽しかった。
つまり、適切な時期に適切な場所にいたんですね。
私の場合は妹と地元の友達が近くにいたから楽しめたというのもかなり大きな理由の一つかも。よく言う都会の孤独とかは感じたことがなかったですね。
Uターンしてみて思うこと
そして今、広島を離れてから14年ぶりにUターンして(中国を経由するというかなり遠回りなUターンとなりましたが。)広島生活を送っているわけです。しかも広島と聞いて誰もが思い浮かべる平和公園とか宮島とかじゃなくて、もっと田んぼと畑(どう違うん?)と、山とちょっと生活に便利なスーパーとかドラッグストアぐらいしかないようなエリアで。
もちろん電車も20分に1本しかないし、車がないと超不便です。ただ、この場所ではそれすらちょうどよく感じます。便利じゃないのが「らしい」なと。
20代の私だったら「なんで電車こんなに少ないん」とか「何もないじゃん」とか文句言っただろうな〜。(実際帰省した時はたぶん文句言ってました。)
いまのわたしには田舎がちょうどいいよってこと
別に田舎がいいよ!みんな田舎に住もう!とか言いたいわけではないです。年をとってからむしろ都会の方が色々コンパクトにまとまっていて生活しやすくていいって人もいると思います。
だから、どこで生きていきたいかというのは、自分が置かれている立場やステージによって変わってくると思うんです。ただ、今のわたしにはこの田舎がマッチしたというだけ。
こういう時代なので、何かにしばられてその場所から動けなくなることなく自由な生き方ができたらいいな〜と思うのは、たくさんの人に会って自然とそういう考え方が生まれてきたからなのかもしれません。
今週の「ひろしまほんと」
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