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尾道は広島県の中でも特別な場所だと思う

広島県民じゃなくても「尾道」という地名は聞いたことあるって人、多いですよね。私は中国に住んでいた時でさえ、日本人と話していて広島出身なんですと言うと「尾道いいところよねー!」と言われたことが何度もあります。

私たちの映像の中にも尾道は何度も登場します。実は、現時点で1/3が尾道。

私と尾道の出会いは、多分1歳。

ちょっと話は変わりますが、私の親は尾道出身ということで、私にとってはお盆とお正月に行く場所でした。もちろん記憶はないですが、間違いなく1歳の時には帰省していたはず。今となっては、U2とか尾道海岸通りとか商店街とか、、、とにかくオシャンな場所が増えていますが、(商店街は前からあるので、正確にはオシャンな店が増えた、です。)私の中では、ちょっと下水の匂い漂う細い道と登り坂、祖父母、尾道弁、千光寺=尾道です。

あと、尾道の方言も広島とちょっと違うんですよね。小さい時はおばあちゃんが尾道弁を喋ったら、ちょっとからかったりしてました。(自分も広島弁なのに)多分誰にも伝わらないと思いますが、「とらげる」ってよく言われたなぁ。

尾道人の気質に助けられています。

私も成長するにつれて、部活とか就職とか海外生活とかいろんな理由があって毎年帰ることはできなくなりました。それが、この撮影を始めてから、既に何回行ったかわからない。

おじいちゃんおばあちゃんに会うために行っていた場所は、知らない人に会いにいく場所になりました。

そこで聞いた話の中に「尾道人の気質って、結構情に厚い。そして、来るものは受け入れて、去るものは追わず。元々港町なので他からの出入りも多くて、そういう気質になったのでは。」というのがありました。そういえば、尾道での撮影が多い理由の一つは「紹介」なんですよね。あの人面白いよ!って教えてくれるので、どんどんつながります。ありがたい。

私たちのように「初めまして」の人間も、一度きりの出会いかもしれない旅人も、あっさりと受け入れてしまう懐の深さ大好きです。


今週の「ひろしまほんと」

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