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作品の梱包に大好きな手漉き和紙を使いました。紆余曲折を経て、ついに出航!

制作と撮影が終わったので、いよいよ旅支度です。

まずは、船たちを包みました。ちょっと広域で地元の、小川町にある「紙すきの村」というところの和紙です。

紙すきの村様については、いつかどこかに投稿したかもしれませんが、A4の和紙を素材としていただける企画展があり、2021年に参加させていただいて以来、断続的にお世話になっています。

素材としての手漉き和紙づくりにとても真摯に取り組んでいらっしゃり、お店の方の感じもとても良くて、ちょっと広域で地元ということもあり、和紙ならここ、と思っています。日本全国素敵な和紙はあるのかもしれませんが、やはり直接拝見できたり相談させていただけたりするのは重要だと思っています。紙すきの村様は、私のたからもののひとつです。

今回の出展は、パッケージづくりも楽しもうと思い、特別な素材を使いたかったのでまた現地で色々教えていただきました。相変わらずのカミ(紙&神)コンサル。

そして、とにかくやってみよう、ということで3種類を選択。

今回初めて、敢えてくしゃくしゃにしました。ひたすらくしゃくしゃにしました。こんにゃく粉は使いませんでした。するとふわふわになり、素敵なお布団が生まれました。握力のトレーニングになった気がします。

かつて購入した分も、3種類か4種類、くしゃくしゃにしました。その中から3種類を選び、包装に用いました。

最初はプチプチで包んでみたのですが、なんだかしっくり来なかったので、和紙にしました。雲、あるいは霧の中に船が隠れているみたいになって嬉しいです。

その後、さらに丸い箱を和紙で包み「はこぶね」に入れました。風呂敷のような感じです。今回は、発送用の「はこぶね」と手渡し用の「風呂敷」があります。

「はこぶね」は、小さな造船所初、ユニット式です。

さらに、「はこぶね」は緩衝材で包みました。

そして・・・

縦横迷いましたが、横のほうが安定しそうだったので横でひとまとめにしました。「雨除」は、元々段ボールに捺してあったものですが、これを使いたい!と思い、その段ボールをいただいた経緯があり、どうしても使いたかったので、お守り代わりにそっと入れておきました。

昨日ですが、ついに送り出すことが出来、ほっとしています。
準備の過程を見守っていただきありがとうございました。

ちょっと色々あり、時差投稿。

2/10から現地にてご覧いただけます。

ありがとうございます。それでは、また。

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