もう、彼氏とかいらんです
実家から一人暮らしの部屋に帰ってきた。
久しぶり!ただいま!我が家!!2週間ほど家を空けていたので、家の中はムッとしている。と同時に外から吹いてくる風は少し秋の香りが混じり合っていた。夏が終わるね。
毎年、長期休みは見たい映画を見ていくのだが、今年はアニメの夏となった。今更かよ!と言われてもおかしくないが、進撃の巨人、ヒロアカを制覇してかなりの達成感を得ている所である。因みに、進撃はアルミンが好き。(アルミンが危険なシーンで夜中に泣きながら見た)映画は結局全く見れてなかったので、これから見ていく予定だ。
夏に入る前に、今年の夏は恋愛的な面で行動できたらいいな!アハハ!的なことを呟いものの、今の心情は、「もう、彼氏とかいらんかも」である。前置き長かったですが、本題はここからです。まぁまぁ、聞いてくださいよ。
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というのも、私はずっと彼氏という存在が出来たことなくて、口癖のように「彼氏欲しい」と呟いてきた。が、しかし、帰省して、友達に「彼氏欲しいの?」と聞かれた時、すぐに「欲しいよ!!」と言えなかったのだ。(なんで??)自分はずっと、半端な場所にいる。恋愛がしたいのか、それともそうじゃないのか。どっちにも吹っ切れないのだ。そんな時にこの動画に出会った。
まみやでサンは元々好きでよく見ていたが、最近かなりハマっている。この動画の論点は、
「恋愛経験が少ないことがコンプレックスで、それを解決したいがために彼氏が欲しいのか?それとも本当に彼氏が欲しいのか。」という点である。この動画のまみちゃんは、恋に恋してる状態に自分があり、異性とデートする、手を繋ぐなどその行動をしたことが無くコンプレックスで、最近異性と出かけるという経験をして満足してしまった自分がいる。と言っていた。
その意見を聞いた時に、自分が友達からの「彼氏欲しいの?」というクエスチョンに素直に答えられなかった理由を感じたのだ。私は、周りが大学に入り、恋愛をしてキラキラしている中で何もなく且つ大人数で男女という場所も苦手なことから、みんなが話すような経験がないことがかなりコンプレックス化していた。変に強がって「私、興味ないです恋愛に!」みたいなサバサバ感を出してしまい、しまいには本当に「興味なさそう」とか言われる始末である。だからこそ、いつしか口癖のように恋バナの際に言葉にしていた「彼氏欲しい」は彼氏がいたら、何か自分の中のマイナスが解決するのに!という気持ちがあったのだ。(というか、その気持ち無しだったら、彼氏欲しいのか??いや、なんか別に今の生活悪くないしな。。。。。。あれ、、、?)
で、現在である。友達の大恋愛の話を聞くと、私にはどうしても出来ない!と思ってしまうし、リアルに好きになりそうな男の人も周りにいない。この状態でこんなことでクヨクヨしてるのは違うな。とりあえず、今を楽しんだ方がよくない??
となり、素敵な人が現れた時でいいかも。という気持ちに落ち着いた。(大学3年の夏にしてやっと帰着。)
ここ数日、TVerで配信されてる「問題のあるレストラン」をみていて(坂元作品大好き。)4話の恋愛経験がなく、勉強だけをしてきた新田さんが入社面接で
「男は勝てば女に愛されるけど、女は勝ったら男に愛されなくなる。 女は勝ち負けとか放棄して男に選ばれて初めて勝利するんだ。」あれ?じゃあ私一生勝てないじゃんって思いました。
っていうセリフがあった。そのセリフが妙に芯をついていて、なんだが忘れられなかった。私も、同じようにどこか誰かと勝負するように、自分の恋愛とか女とかの部分のコンプレックスを埋めるように勉強とか他の趣味とかを頑張ってきた人間で、いつも誰かと恋をしている女性に引け目を感じていた。なんだか、そういう言葉にできない叫びみたいなものをいやらしくなく、暗くなく表現する坂元さんの脚本はいつも私を救ってくれるなぁーと思ったり。(あ、話脱線してるね、?)
まぁ、とにかく私と同じような女性はいくらかいて、でも自分の幸せ価値決めるのも自分で、「恋愛興味なさそう」とか、「え?一度も彼氏できたことないの??」とか「もっと男と遊んでみたら?」とかいってくる外野は無視しましょう。
それぞれの目指す幸せの形が必ずあるし、今恋愛して誰かに夢中になってる人も素敵だし、恋愛体質じゃなくて、私みたいに何か他のことに全力を注いでる女性も素敵です。
みんな素敵になれる。
それが言いたかっただけ。
moka!!
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