鬱暮らし

相変わらず鬱や身体症状が辛い。鬱は2年間経験しているので、もう当たり前になってきたというか慣れてきた面がある。問題は身体症状だ。身体症状は、吐き気や体の痛み、痒みだ。去年は吐き気がひどかったが、今年は割と落ち着いている。その代わり、体の痛みや痒みが強い。とはいえ、なぜだか知らないが、体の痛みは落ち着いてきた。痒みは痒み止めを出してもらった。それが効いているのかあまり気にならない。ただ、何か胃がおかしい気がする。これが、痒み止めの副作用なのか、思い込みなのか、そもそもの胃の悪さなのか、今日は少し暑かったからなのか分からない。耐えられるレベルの胃の不快感だ。病院に行こうか迷ったが、もう少し様子をみることにした。

最近は暑さが落ち着いてきたので、午前中は車で出かけている。まだ少し暑いので散歩は厳しい。僕は午後から少し調子が悪くなる。だから午後は横になっている。1日中横になっていると鬱が悪化しそうなのと、何か落ち着かないので、午前中は車で店に行く。もう市内の店は大体行った。本屋、リサイクルショップ、ゲオ、楽器屋、ホームセンター、電器屋、100円ショップ、薬局。行く場所といっても大体これくらいだろう。ただ、店に行くと何か買うのがいけない。特に本屋に行くと本を買ってしまう。僕は収入がないので、散財できない。だから行くのを制限することにした。本屋以外は大体ウインドーショッピングだ。もう他に行く場所がない。暑さが落ち着いたら、無料で行ける場所に行こうと思う。近所を散歩する、図書館、公園、神社、寺、無料の観光地、墓参り、商店街、海だ。商店街はほぼシャッター街になっているので、何か買う恐れがない。

後は鬱のリハビリとして、散歩とラジオ体操だ。吐き気があるので、激しい運動ができないが、これくらいならまあできるだろう。後は、本を読んだり、音楽を聴いたり、インターネットを見る。これだけだとインプットだけになるので参ってくる。だからこうして書くのも良い。またギターをジャカジャカ弾くか。それで、精神科のデイケアや作業所に行けると良い。自然と鬱が治ればいいが、中々そうはいかないだろう。治していくためには、体を動かすこと、何か気を紛らわすことをすること、人と関わることが必要なのだと思う。後は時間が解決してくれるのを祈るしかない。まあこういったことができたら苦労しないんですけどね。これらが出来ていた時期があったが、また参ってしまって1からのスタートだ。

こうして文章を書けて、あちこち出掛けられるなら鬱ではないじゃないか、と思う人もいるかもしれない。僕も鬱が最も酷い時に、鬱を体験している人の本や動画を見ていたが、同じことを思った。「それができているなら鬱じゃないじゃん」と思っていたのだ。ただ、今なら分かるのだが、辛いなりにも何かできる時期があるのだ。その「何か」は人によって異なると思う。何かやって気を紛らわせていないと辛い時期がある。本当に辛いときは横になっているしかないのだが、辛いなりにも色々出来る時期がやってくる。割と色々できたりするのだが、精神的にも身体的にもまだ辛さがある。そして、辛いのが、このまま良くなっていくのかと思ったら、また横になる生活が始まるのだ。僕はこういうことを繰り返している。大体10月から6月くらいはそこそこできる。もちろんこの中でも波がある。7月から9月は本当にダメになる。多分暑さで体調が悪くなるからだろう。僕の場合、散歩ができるようになると軌道に乗ってくる。あれもやるか、これもやるか、となる。ただ、7月から9月は暑くて散歩に行けない。そうすると、生活が停滞してくる。

もうここまでくると、できることをやって時間が解決するのを祈るよりほかない。治していくための努力。医者を信頼すること。無理な時は休む。鬱はまあもういい。問題は身体症状だ。吐き気に体の痛み、痒み。またそれに伴う心気妄想だ。これをどう割り切るかだ。気になっている内は前に進めない。これが僕の悪い所だ。

僕は社会復帰の方法として、精神的のデイケアに通う。それに慣れたら、B型作業所に通う。それに慣れたら、A型作業所に通う。それに慣れたら、アルバイトか就職活動をしようと思っている。今年からデイケアに通い始めたり、作業所の手続きをしていたが、体調が悪くなって行けなくなった。だから、また1からのスタートだ。こううまくいけばいいが、まあ中々うまくいかないだろうなあ。

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