学ぶために『本を読む』のではない 《②なにが、本には書いてあるのか?》
はじめに
前回は、『なぜ、本を読むのか?』ということについて説明し、『自分の行動を変える』ことが最終目的であると書きました。
今回は、『なにが、本に書いてあるのか?』について書いてみます。
最近独学で始めた『infographic』を活用しながら、みなさんにとって有益なコンテンツを提供できればなと思います!
それでは、説明していきます!
【What】なにが、本に書いてあるのか?
よく言われていることですが、本に書いてある内容は、大きく以下の2つに分けられます。
『事実』とは、”過去から現在までに起こった出来事で、客観的であり誰にとっても同一である”と、ここでは定義します。例えば、私が大好きなバスケットボールを例にあげると、
マイケル・ジョーダンは、1990年代にNBAを6回制覇した。
というように、これは過去に起こった出来事であり、誰にとっても同一である客観的な『事実』です。
一方、『意見』とは、”感情的な思いや論理的な考えで、主観的であり人によって異なること”と定義します。再び、バスケットボールを例としてあげてみます。
マイケル・ジョーダンは、NBA史上で最も優れた選手である。
これは、その人の主観的な考えを述べた『意見』であり、人によっては、「コービー・ブライアントが最も優れた選手だ!」という人もいるでしょう。
また、『意見』は過去から現在までに起こったことだけではなく、未来に起こるであろう出来事への思いや考えも含まれます。
今後、マイケル・ジョーダンよりも優れた選手は現れないだろう。
このように、『意見』とはその人の主観的な思いや考えのことです。
以上から、『事実』と『意見』は以下のように考えることができます。
『事実』は実際に起こった客観的な出来事で、『意見』はその人の主観的な思いや考えです。
本の中には、複数の『事実』や『意見』が書かれており、本の著者はそれらの『事実』や『意見』に対して、優先順位を付けています。
著者によっては、最初に一番伝えたい『事実』と『意見』を書く人もいますし、最後に書く人もいます。
以上、『なにが、本に書いてあるのか?』でした。
次回は、『どうやって、本を読むのか?』についてです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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