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35歳未満のカルシウム補給は骨量を改善

中国の温州医科大学公衆衛生管理学部の研究チームは、35歳未満の人々のカルシウム補給の有効性に関するランダム化比較試験の包括的なレビューを実施した。7,300人以上の参加者を含む43の研究が含まれており、そのうち20は食事中のカルシウムを調べ、23はカルシウム補給を調べていた。

解析の結果、カルシウムサプリメントは、全身と大腿骨頸部の両方のBMDレベルを大幅に改善し、大腿骨頸部、全身および腰椎のBMCをわずかに増加させることがわかったという。この改善は、20 歳未満の人 (ピーク前の骨量年齢) と比較して、20 歳から 35 歳の間 (骨量がプラトーになるピーク前後の骨量年齢) の人々で最も顕著だった。

「骨の健康と個人のライフサイクル全体の観点から、カルシウム補給の介入は、骨量のピークがプラトーに近い年齢、つまり20〜35歳まで進める必要があるようです」と研究者はコメントしている。

出典は『eLife


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