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冷たい水の中の小さな「太陽」

冷水に浸かるとヒトの「悪い」体脂肪が減り、糖尿病などのリスクが低下する可能性があるようだ、というノルウェイ・トロムソ大学などからの研究報告。

研究チームが分析した 104 件の研究の多くで、カロリーの燃焼を助ける「良い」脂肪への効果を含め、冷水浴は有意な効果を示したという。これにより、肥満や心血管疾患を予防できる可能性があると、研究チームは述べている。

「このレビューから、冷水への自発的な曝露が健康に有益な影響を与える可能性があるという科学的支持が増えていることは明らかです。けれども、このレビューの結果に基づくと、定期的に寒さにさらされることによる健康上の利点の多くは、因果関係がない可能性があります」と研究者はコメントしている。

「代わりに、アクティブなライフスタイル、訓練されたストレス処理、社会的相互作用、前向きな考え方など、他の要因によって説明される場合があります。さらに決定的な研究が現れるまで、このトピックは引き続き議論の対象となるでしょう。」

出典は『国際極地健康雑誌


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