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息子たちの不登校で自分の中に在ることに気づけた

息子たちが不登校になったことで、自己信頼ができていない自分が加速しちゃったんだなと改めて思う。

そしてこれは元々自分の中に在ったもので、息子たちはそれが加速するきっかけでしかなかったなと痛感してる。

だから息子たちが学校で

何を感じてきたのか、
どんな辛さが在ったのか、
それは何をねがっていたり、
何を大切にしたいからなのかなど

彼らの中に在ることを聞くことができなかった。

すぐ私の問題として引き取ってしまう。
そして学んだり、、自己改善に走ってしまう。


私の今までの生き方がそうなっていたんだなと痛感してる。

いろいろなことに対して…。
今までずっと…。

社会や誰かの
期待
正しさ
求めているもの

これらを察知して、

自分の能力を上げたり、
改善してきた。

できないことが在る自分を責たり、脅して無理やりやらせてきたんだな。

ずっと苦しかったのは自分ではないものになろうとして、
自分を抑圧したり、罰したり、脅してきたからなんだなと思う。

15年前、長男が小学校に入学した時から、学校に馴染めず、学校は怖いと言う彼の内的世界を聞かずに、どうしたら登校できるのかばかり考えていた。

私の内的世界では自分の関わり方、声かけ、育て方の何が問題だったかを考え、改善することで溢れていた。

その試みを受けた彼が

どんな体験になっていたか
彼が自分自身をどう感じていたか
私からどう思われていると感じていたのか

元々学校に行くことで彼が

どんな体験で
どんな風に感じ
周りや先生、学校という場所をなんだと思っていたのか

ここが大事だったのに…。

子ども達に何ができるのかを散々本を読み、改善しようとしてきた中で出会った、トラウマ、脳や神経の働き、子どもの脳の発達、無意識などからどれだけその人の内的世界、認知、感情が大切なのかを知った。

子どもの為にと思って始めた学びから自分の認知、怖れや痛み、怖れや痛みを回避するための行動などに気づいていった。

特に由佐美加子さんのザ・メンタルモデルの世界は自分の中に在ることに気づき、怖れや痛みを回避するのではなく、その裏に在る願いや大切にしたいことから生きることの大切さを教えてくれた。

良いと悪い
正しいと間違っている

二元論で評価、非難、強制が多い社会で、自分を生きるってとても難しい。

痛みや怖れになって、良いこと、正しいことをやることで、痛みや怖れを回避したくなってしまう。

でもみーちゃんの世界では「そこに願いが在るよね」を気づかせてくれて、その願いの強さと諦められない気持ちを日常で何度も何度も感じることにつながっている。

息子たちの中にも在る「痛みや怖れ」
それは彼らが願う世界、大切にしたいこと、満たしたいことが在るから、それがかなわないとすごく痛いし、苦しいんだと思う。

そこに触れられるように関われたらいいなと思う。

また彼らが願うことで、難しいことでは気持ちを話しに来てくれる。

次男はつながり
三男は自分の力を試したい

彼らのニーズが在ることは怖れも強い。

でもそこを乗り越えてでも体験したい思いが強く在るんだなと感じる。

だから何かをわかりたくて、何度も話しをしに来るんだなとわかった。

その言葉が不快や不満、怖れの言語で、親としてはついアドバイスしたくなちゃう。

問題を解決してあげたくなっちゃう。

長男が小学生の頃、散々それをしてきて、良くないと痛感した私は受容して、見守ることに傾いてしまった。

自分で決めたらいいよと突き放してしまっていたなと思う。

介入しないことが良いことになっていた。

でもただ聞いて、彼らの内的世界を彼らが理解するサポートができるんだなと今は思う。

自分の思考の範囲では辿り着けない無意識やその人の認知フィルターが在る。

そこに問いを投げて、感じてもらうことに力が在る。

みーちゃんは

なんで学校に行かないの?
学校の何が嫌なの?

より

学校に行くと何を感じているの?
どんなことが頭に浮かんでいるの?

が大事だと良く話している。

それを私は自分ごとで痛感している。

怖れが在る時に何が頭に浮かんで、何を感じているのか。

ここに目を向けるようになって、無意識の中に在る自分の思考や感情に気づけるようになった。

自分は前向きで行動派と信じ込んできたけど、

それは前向きじゃない自分を責めたり、脅して、前向きな思考になるようにしてきただけだった。

怖くても行動することで経験や結果を出せると怖さを抑圧して、やらせていただけだった。

自分の中に在る

前向きではない自分
怖い自分

それは自分のペースややり方、自分自身への信頼の無さだとわかった。

そして自分が安心してできるペース、やり方、内容で大丈夫だを今挑戦しているところ。

怖れを感じる中にたくさんのニーズが在る。

自分への
理解
共感
受容
尊重

安心

それが今のわたしにとって大切にしたいこと。

怖れの中に在る感情を感じ、

自分に何をしてあげられるのか
何に意識を向けてトライできるのか

そこを今挑戦する場や職場、家庭で感じ取っているところ。


息子たちのも在ると思う。

親子の対話の中で彼らの中に在ること=無意識の中に在ることを感じられるといいなと思う。

そんな問いかけができるし、
子どもニーズカードも在るし、子どもニーズカードのポスターも在る。

私に表現しなくても大丈夫。

自分を理解して、自分を助けてあげたり、ヘルプを求めていいんだよと伝えている。

自分が何を叶えたいのか
何を諦められないのか
何を願っているのか
何を大切にしたいのか
何を体験したいのか
何を満たしたいのか

それが難しいと感じるのは何故なのか

私も自分ごとで感じていきたいし、彼らが表現している言葉に耳を傾け、問いかけ、彼らが感じていけるよいいなと思っている。


由佐美加子さんの著書


こちらはウェルビーイングを研究されている前野隆司先生(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授兼武蔵野大学ウェルビーイング学部長・教授。幸福学、イノベーション教育、システムデザインなどの研究に従事)との共著

youtubeチャンネル「社長!今日も斬らせていただきます」で経営者の方の内的世界を紐解きされています。

とっても面白いし、自分が反応する回は自分のメンタルモデルと同じかもしれません。

回避行動が似ているななどから気づきが起きるので、是非観て欲しいです。


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