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外の評価や基準ばかり気にしてたら、自分の中に在る力につながれない


誰かと違う自分の感覚や違和感を大切にしていますか?

今回は自分の中に在る感性、特性、気づき、好奇心、情熱につながるともっと違う選択や人生になるんじゃないのかな~と最近私が感じていることについて書いてみたいと思います。

皆さんは誰かと違う自分の感覚や違和感を大切にしていますか?

私はNVCや『ザ・メンタルモデル』を読んだり、由佐美加子さんの講座に参加して、自分とつながり、感情や思考に気づくようになって、自分がどれだけ外側の評価や基準や期待を気にして、自分の中に在ることを感じたり、受け取ることを蔑ろにしてきたのかに気づきました。


でも今まで結構自分らしく生きているつもりでいたんですよね…。
だから気づいた時は衝撃的でした。

それは無意識や潜在意識の中に在って、普段まったく気づいていなかったんだなと思います。

でもなんだかモヤモヤはしてたり、
葛藤してたり、
悩んだり、
落ち込んだり。

この中にいろんな違和感や自分の価値観などが隠れていたなと今は思います。

苦しい
虚しい
寂しい
悲しい
怒り

そんな気持ちが在ったなと。

それをポジティブに捉え直したり、
ストレス解消して無かったことにするのはお得意だったなと思います。

そこに時間とお金を使ってた。
それはその時は無くてはならないものだったし、今でも必要では在るんだけど、無かったことにせず、自分とつながり、受け取り、理解したいなと思うようになりました。

だってそれが自分の価値観や願い、大切にしたいことだし、そこに情熱が在り、アイデアを生み出したりできる力が自分の中に在るんだと共感的に聞いてもらったり、ニーズカードを感じて、受け取る中で感じてきました。

自分とつながり、じっくり感じてみないとそこに気づけないんだなと思います。

でも日常ではあっという間に外の評価や基準、期待に注目しやすい。

一人になるとそれができるけれど、まだ人との関わりの中では難しい時も在ります。

それは周りに受け入れてもらえるのかを気にしているんだなと思います。

私たちは所属やつながりの欲求が強い。
それは生存が守られる大事なことだと脳や身体、神経が感じているから。


不登校の息子たちとの関わりを学びたくて、いろいろな本を読む中で、人間は生存のために所属やつながりを重視していて、生き抜く為に元々脳や身体や神経が受け入れてもらえるかを監視しているということを知りました。

自分の生存を守ることはとても大切だけど、それが過剰になってしまうと外側ばかりに意識が向かいやすい。

それは今までの教育や子育て、子どもや人の関わり方にも原因が在ると思っています。

NVCの本『「わかりあえない」を越える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』には下記のように書かれています。

少数の人間が大多教を支配する構造に適応するための教育を受けてとたということは、すなわちわたしたちは、他者ーとくに権力を持っている人たちーにどう思われるかを優先的に考えるように教育を受けてきた 、 ということです 。
なぜならもし彼らが 「悪い」 「間違っている」 「能力がない」 「愚かだ」 「怠けている」 「わがまま」 と決めつければ わたしたちは罰せられるし、 もし彼らが 「いい子」 「いい生徒」 「いい社員」 というレッテルを貼れば わたしたちは報酬がもらえるかもしれないからです 。 わたしたちは 「自分の内面で何が息づいているか」 や 「何が人生 をよりすばらしくするか」 を考えるのではなく、報酬と罰という観点から考えるように教育されてきたのです 。

『「わかりあえない」を越える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』

このように今まで自分の中に在るものより、外側に意識が向かいやすい教育を受けてきてしまっている。

この視点から日常自分が話している言葉、行動、思考、感情を眺めていくとどれだけ外側に意識を向けて、受け入れられやすいことを選択しているのかに気づきます。

そしてあっという間に自分の内側で感じた気持ちや身体の声は打ち消されてしまう。

本当は存在した大切なものが無きものになってしまっている

ここに気づいて、愕然としました。


そして自分の中に湧いているものを丁寧に見るようになって、そこにたくさんの豊かなものが溢れていることに気づくようになりました。


誰かの価値観や評価に注目していると自分の中に在る感性や力につながれない

日常や仕事の場面や友達や家族と関わる場面でも内側に溢れているものを受け取っていくうちに、どんどん自分が大切にしたいものに気づくようになっていきました。

NVCが大切にしている感情とニーズを感じて、受け取っていくうちに自分が特に大切にしたいと感じているニーズが在ることにも気づきました。

私がよく感じているニーズ


ニーズカードSQUARE

このニーズを意識しながら、実際に起きていることや相手の言動を見た時に、気づくことが違うなと感じるようになりました。

そして大きく変わったのは周りの期待や求めていること、価値観をそのままその人のものとして受け取れるということ。

そして私は自分の期待や求めていること、価値観が在ると気づけること。

一人一人違うんだなを日々受け取っています。

そして優劣や正しさなんて、本当は無いなと感じます。

でも一たび社会や誰かの価値観や基準を気にし始めると、あっという間に自分が感じているものや大切にしたいことは無かったことになってしまうなとも感じています。


そして外軸ばかりに目を向け、期待に応え続けることばかり注目して、力を注いでいたら自分の中に在るものを蔑ろになってしまう。


それはいくら承認されても虚しさ、悲しさ、満たされなさを感じる気がします。

憤りや怒りになる可能性もある。


自分につながり、自分の中に溢れているものに気づいていく豊かさ

日常や仕事で自分の内側に在る感情やその感情の元に在るニーズに気づいていくうちに、内側にはたくさんのものが溢れていることを知りました。

それを明確に言葉として認識したのは子どもニーズカードの1日講座に参加した時です。

自分のニーズをじっくり感じて、パートナーの方や子どもニーズカードを作った主催者の方に問いかけてもらう中で、自分の中にその情熱が在ることを感じられました。

実際には私は自分のニーズが叶えられない痛みが在ると伝えたところ、「その痛みが情熱やパワーだよね、感じて、受け取ってみて」と言われて、ハッとしました。

ずっと感じてきた痛みは私にとって大切で、すごい情熱が在り、気づきや探求・創造する力につながっているんだと初めて気づきました。

いつも足りない、無力だと感じてきたことはそれだけ強い願いが在るんだと感じられた。

そこにつながったことで、自分に何ができるのかを模索していこうというエネルギーになっています。


そこから息子たちと関わるうちに、息子たちが痛みや怖れ、違和感、不快、憤りを感じていることにこそ、大切にしたいことに触れるチャンスなんだと感じられるようになりました。


そこから不登校の中1三男がテストだけは受けたいということがわかり、そこに在る不安や怖れをそのまま受け取って、それだけ大切なんだねと共に感じられたことで、テストを受けられた教科が在りました。

受けられなかった教科も自宅で解いて、採点したもらうことにつながりました。

彼が自分の中に在る感情やニーズを受け取っていくことで選択、挑戦できた。

怖れや外の正しさではなくて、今の自分を受容し、自分が主体的に考え、挑戦すること。

そこにパワーと豊かさがあり、それを感じていくことで自己信頼できるようになるなと感じます。

子どもも大人も同じなんだろうなと思います。

○○べきややらなければいけないではなく、自分の心の中に在るいろんな気持ちを受け取っていく中で、自分が何を大切にしたいかやニーズや願いに気づく。

そこから主体的にどうしたいのか、何ができるのかと考えながら取り組むほうがわくわくしたり、工夫やアイデアを考えやすいと感じます。

そこで自分の中に在るたくさんの力に気づく。

怖れやべき思考からはここにつながれないように思います。

自分につながる時間と空間の確保が大事

安心して自分につながって、感じること、考えることを自分に許可する。

この時間と空間を確保することがとても大事だと思います。

一人一人違う感情、価値観、願い、感性、特性、気づき、アイデア、情熱が在る。

でもこれは安心して自分とつながらないと感じ取れないし、受け取れない。

自分や子ども、周りの人にその時間と空間を許可できていますか?

今はとても忙しくて、何を優先したいのか、何に力をかけたいのかを感じ取れないまま、外から求められることに応えることで精一杯だったりするなと感じます。

親や大人、子どももみんな忙しい。

情報を浴びて、
情報を得て、

どんどんやることが増えている。

たくさん体験する、知識や情報を得る、能力を上げるほうがいいように感じる。

でもそれは自分にとって本当に大切なことなのか?

この問いを投げかけ、感じていることを受け取っていかないとわからない。

また自分につながって、何を大切にしたいのかが明確になると必要なものと不要なものの区別がつく。

そこで要らないものは手放すことで、もっと自分の大切にしたいものに時間とエネルギーをかけられるようになると感じます。

私は今、いろいろな体験や挑戦をする中で何を大切にしたいのかを受け取っているところです。

私にとって価値が在るもの。
一人一人違うから自分とつながらないとけっしてわからないんだと思います。

何が正しいとか良いのかではなくて、
自分が価値在ると感じて、そこに時間とエネルギーをかけていきたい。

そしてそれぞれが違う価値観や願い、能力、特性、感性などが在り、そこからいろいろな体験をしていて、それを共有するから面白い。

違う体験をしてきて、そこで感じてきたことを共有するから気づきや新しい何かが探求・創造できるんじゃないかなと感じます。


やってみて、感じることを受け取ったり、他の人の今までの体験から感じてきたこと、今楽しい、面白いと思って取り組んでいることを聞かせてもらいたい。

白いハコの駅前本棚に挑戦したのも、その願いからです。


ニーズカードを使って、自分の感情やニーズを受け取ろう

向ケ丘遊園駅前にある白いハコの駅前本棚でニーズカードを使って、自分の感情やニーズを受け取る体験をしてもらえたらいいなと思っています。

月一回のお店番の日に体験できます。

まずは実際に大人が自分の感情とニーズを感じて、受け取る体験をしてもらえると子どものことを評価や否定や、強制、アドバイスせずに、ありのままを聞いて、子どもの世界を理解する重要性を感じてもらえると思います。

またパートナーや両親、地域の人、学校の先生、職場でも正しさを押し付けるか、相手に合わせるだけでなく、お互いのニーズを聞き合い、お互いのニーズを満たす形でできることを模索する力になると思います。

なかなか簡単ではなくて、私も今ここに取り組んでいます。

共にその難しさを共有しながら、励まし合ったり、アイデアを出し合いながらお互いを尊重するNVC(非暴力コミュニケーション)の世界を探求できたらいいなと思っています。

またニーズカードはいろいろなワークができます。

共感サークルという数名で聴きあう形もできるので、今後企画できたらいいなと思っています。

人数が集まればお店番の時にも体験してもらえます。

今月の私のお店番は8/30(金)10時から15時です。

良かったら遊びにきてください。

子どもニーズカードで子どもの感情やニーズを受け取ろう

子どもニーズカードも持っていきます。

8/30のお店番までには子どもニーズカードが購入できるように数個ご用意できる予定です。

まずは自分で体験し、感じて、受け取ることでそのパワーと豊かさを感じてもらえると思います。

自分の中にジャッジ、否定、強制、脅す自分が居ます。

どれだけ自分の中に在るものを良い悪いと評価して、罰したり、抑圧しているかを感じてもらうと、子どもにその関りではなくて、その子の中に在ることから何ができるかを共に探求・創造していきたいと感じるようになると思います。

子どもが社会や誰かの期待や求め、基準にばかり目を向け、自分の感情やニーズ、価値観などを蔑ろにしたり、抑圧しないことがとても大事だと思います。

もし取り組むなら自分のニーズから取り組んで欲しい。

これは子どもが自分の心身を大切にするためにも大切なことだと思います。

家族、学校、会社、社会などのシステムの正しさや効率、秩序を保つためにあっという間に人のことは蔑ろになりやすい。

だからこそ子ども達には自分のことを大切にすることを学んで欲しいし、それができるから周りの人も尊重することができて、安心した人間関係を築ける人になるんだと思っています。

是非体験しに来てもらえると嬉しいです。

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