楽しい不動産英単語のVol.1~Vol.26で、ざっと不動産英単語と、その背景となる状況を見てきました。
ここでは、グルメ英単語のシリーズと同じく、「使える不動産英単語」シリーズとしてA~Zを見ていきます。毎週木曜日にアップ予定です。よろしくお願いします。
それでは、「F」
A man : On the property deal I was almost caught by a fraud.
Friend : How did it happen?
A man : The property didn't belong to the guy who tried to sell it.
男A:不動産取引でもう少しで詐欺に引っかかるところだった。
友人:どうして?
男A:自分に所属しない不動産を、売ろうとしてたんだ
ということで、
F for Fraud 詐欺行為
にしてみました。
もちろん
「行為」を抜かした「詐欺」という訳も該当します。
詐欺に該当する英単語は、他にもいろいろあります。
よく使うのは、
swindle や scam などです。
ここで、
scam と scum を混同しないで
(また老婆心です。普通の人は混同しないかも)
scum はキッチン英語辞典でも出たように、灰汁(あく)の意味があります。
ここでは、法律事務所が開設している、
「不動産の詐欺の種類」
を見てみましょう。
これを見ると、
上の会話の詐欺は、
Title Fraud 所有権詐欺、に該当しますね。
不動産屋さんを信用して、買う気になっていたら、
実は所有者に売る気がなかったのに勝手に売りに出していたというのが、
昔は結構ありました。
売り手は最終的に、売らないと言えば良いわけですが、
(でも、知らない間に売りに出されてたらショックでしょうけど)
買い手は労力や時間を無駄にします。
詐欺ではないけれど、酷い目にあった、ぐらいには該当します。
所有者だと思っていた人が所有者じゃない場合、
最近の不動産屋さんに、その点抜かりはないはずですが、
不動産屋さんも一緒に騙されることはあり得ますね。
やはり、所有権がどこにあるか、
自分が慎重に調べるのも大事ですよね。
Photo by hanakardashian様、
素敵なイラスト、使わせていただきます。
ありがとうございます。
全体を乗せたいのですがどうしても切れてしまいます。
細部が面白いのに残念で申し訳ない。