
★心の傷を癒し解放するワーク★
子供のころから今まで、色々なことで傷つき、その度に心の底へ見ないようにして押し込めてきた感情。
その傷ついた心を癒し、解放するワークを考案しました。
【下準備】まず最初にお伝えしたいのが、このワークは気分が普通~良い時にはほとんど効果がありません。
むしろ、悲しい時や落ち込んだ時こそ、ごっそり感情を解放できるチャンス到来です‼
なぜかというと、落ち込んだり悲しい時は普段心の奥底に沈んでいる悲しみや辛い感情が表面に出てきやすくなるから。
たとえて言うならば、水底深くに沈んだゴミが、水をかき回すことによって浮き上がってきてすくいやすくなるイメージ。
と言うわけで、落ち込んだ気分の時こそぜひトライしてみてください‼
注:あまりにも落ち込みがひどい場合は無理にしなくて大丈夫です‼
【やり方】
①まず、自分が落ち込んだ時に、一人で静かな部屋に籠ってください。
②自分の過去に起こった悲しい、辛い、みじめな経験をありありと思い出す。(苦しいですが、細部まで頑張って思い出してみてください)
辛すぎる場合は、自分を自分で抱きしめたり、右手で左胸の上(心臓あたり)を軽くトントンしたり、さすったりしながら思い出しましょう。
③その時の自分が、言いたかったことを存分に言います。
あの時は〇〇さんにこんなひどい言い方をされて皆にも責められて、本当に辛かったよ~!めちゃくちゃ悲しかったよ~!怖かったよ~~‼怖い怖い怖い‼なんであんなこと言うの!ひどいよ!〇〇さん!ひどいよー!みんなひどいよ~!私はめっちゃ傷ついたし、私はあの時一生懸命にしていたのにみんなの前であんな言い方しなくてもいいやん!ひどい酷い酷い~~~‼
私は悪くないもん!私は悲しかったし辛かったの!辛かった~~~‼
等々、思う存分言いたかった事を気が済むまで言います。
④その時の自分に、一番の親友になったつもりで声をかけてあげます。
湧き上がってくる自分の気持ちを受け止め、ねぎらい、全肯定します。
わ~〇〇さんにそんなこと言われたら誰だって辛いよ、情けなかったんだね、皆にも責められて怖かったんだね、それは怖いよ!
とても悲しかったんだね、悔しい思いをしたんだね。気づいてあげられなくて本当にごめんなさい!
私はあなたの味方だから、もう大丈夫だよ。もう心配せずに、思いっきり泣いていいよ。怖がってもいいよ!情けなくてもいいよ!悲しんでいいよ。大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・!
⑤涙や鼻水が出てきたら、左胸を上あたりをさすりながら、トントンしながら、思う存分泣きたいだけ泣く。
⑤仕上げに、感情を解放する。
もう、その気持ちを解放してあげるからね。何も心配しなくていいよ。よく頑張って耐えてきたね!偉いよ!もう大丈夫だよ。もう安心していいからね。と声をかけつつ・・・↓
●解放の言葉
【あなたはあなたのままで十分素晴らしい!生きててくれてありがとう!あなたはよく頑張ってきた!本当にありがとう、ありがとう、ありがとう】
左胸上部を軽く掌でたたきながら、何度も何度も気持ちが済むまで唱える。
最後に、『私はこの感情を解放します!』と言って
息を思い切り吸い込み、ふー---------!と吐き出します。
『その時に言いたかったことを言い、親友になったつもりで聞いてあげ、最後に解放する』
泣けば泣くほど、嗚咽がこみ上げるほどに心にたまったでっかいゴミのような感情がごろっと解放されていきます。
充分に解放された後は、そのことを思い出したとしてもモヤモヤしなくなり、何だかさっぱりして小さい事のような気がしてくるから不思議です。
注:この方法は、一回やっただけで終わりではありません。
なぜなら、人生で落ち込んだシーンは忘れていても数えきれないほどあるでしょうから。何かに落ち込む度に、過去の心の傷を思い出して何度も解放していくと、どんどん心が軽くなっていきますよ。
どうか、必要な方に届きますように。