自己肯定感低め女子が失恋したとき考えること

こんばんわ。10年ぶりくらいに大好き！と言える人ができたと思ったら告白する前にフラれた加美山です。皆様良い夜をお過ごしでしょうか。。
本当に好きになっていたのですごく辛いのですが、具体的に何が辛いのだろう？と考えてみたのでご査収ください。

ひたすらに悲しい。

フラれるまで全くそんな雰囲気を感じ取れていなかったので（←）もうめちゃくちゃにショックでした。天国から地獄みたいな。会っているときの会話のテンポや雰囲気、何もかもがこれ以上リラックスできるのに異性としてドキドキできる人なんていないでしょ！とそれはもう舞い上がりました。え、もう大好き！みたいな（笑）次に会える日も決まっていたのでその日が待ち遠しくて。。ただその日の詳細を決めようと連絡したら急転直下、「会えない」からの速攻ブロック。早いよ、ブロックまで。。もうめちゃくちゃ辛かったです。

悲しい、辛い。…何に？

しばらくは茫然自失、思考力0でただただ悲しみに暮れました（白目）
落ち着いてきた時、辛いのは①相手との温度感の違いに気づけなかったこと②自分の実力不足を知ること③自分を信じられなくなることの3つが大きいと感じました。

①相手との温度感の違いに気づけなかったこと

私はとにかく好き！となっていましたし、相手もリラックスした関係を築けている、ある程度親密になれていると思っていたので、速攻ブロックしてしまう程うっとうしく思われていたことにものすごいショックを受けました。私は会えない間に恋心を募らせていたけど、相手はどんどん冷めていたの、、？とそれに気づけない自分が情けなく自分の審美眼への自信をなくしました。

②自分の実力不足を知ること

冷められていた、良いなと思われていなかった一番の理由って結局私に魅力が足りなかったことだと思うのですね。顔やスタイル、ファッションなどの外見は十分に磨けていたか？話す内容ににじみ出る価値観や相手への配慮・思いやりは足りていたか？そんなことをぐるぐる考えてしまいます。
外見は、ニキビもなかったし太ってもいなかった。けどお腹はかがんだら三段腹だし足もまだ痩せられるし貧乳をどうにかする気持ちも減っていた。。
内面は、相手に寄り掛かる気持ちがなかったか？その相手に自分を幸せにしてもらおうとする無意識が重いと思わせてしまったのではないか？自分を保ちながらも相手を配慮することがどれだけできていたか？などなど。
もう全然自信がなくて、特に自分の内面への否定が止まりません。自分を否定してもよくなるわけではないと認識しながらも自分いじめが止まらない、そんな自分を一生懸命宥めて落ち着かせているところです。

③自分を信じられなくなること

就活で落ちまくった時もそうだと思うのですが、恋愛でもうまくいかないことが続くと自分の市場価値や魅力を信じられなくなりますよね。就職も恋愛も相性やタイミングの部分が大きいのにすべて自分が魅力的じゃないせいなんだと考えてしまいます。（①②ににじみ出ている。。）その考えはうまく使えば自分を向上させてくれる一方、自信を削いでいくとも実感しています。

アダルトチルドレンのことを勉強していると、（こんなことを言ったら何ですが）こんなに自分のことで苦しんでいる人たちでもありのままのその人を愛してくれる人が存在するんだという事例をたくさん発見できます。例えば、希死念慮が強くて鬱でベッドから出られない人でも結婚している。それってどんな条件を満たしているから愛されているのではなくて、その人自身を求められているということじゃないですか。家事ができなくてもお金を稼げなくても笑いかけることができなくても、どんな条件を満たしていなくても、その人がその人であることが重要だったという証かなって。
私は「○○でなければ愛されない」と自分を減点方式で見てしまうので、そういう方々の話は目から鱗で勇気をもらっています。

わたしのことは私が一番愛する

まだまだ辛いけれど、恋愛の前にまずは私のことは私が幸せにするしかないと改めて思い知りました。その人との未来を想像した時、その人のバックアップしてる自分ばかり思い浮かんでた気がします。それは重いよね。自分の人生の主人公をちゃんと自分にできるように、時間をかけてもいいから前に歩んでいきたいです。
それにしても出会ってから短かったけれど本当に好きだったなあ～！そんな人に出会えたことに感謝。そしてどんな時も一番近くにいる自分に感謝してもっともっとたくさんの自分を知ってたくさん愛せるように、大切にします。
この恋は本当に短かったけれど、恋する気持ちを思い出させてくれました。そして恋する気持ちは目をくらませ、世界を輝かせ、胸を貫く悲しさ辛さをもたらすことを教えてくれた。
この恋がきちんと養分になって次の恋を実らせる土壌になりますように。

P.S. 大蛇に嫁いだ娘、という漫画があるのですがそこに出てくる時太郎にめちゃくちゃシンパシー感じて涙ちょちょぎれました。蛇の体と人間の心を持つ時太郎は体が蛇ということで友達ができず悩むのですが、悩み方が似てる！と共感の嵐です。自分のアイデンティティを否定して存在ごと価値を見出せなくなってるとか、友達（私の場合は恋人）さえいれば楽しくなると自分の人生を他人に任せているところとか。じゃあどうしたらいいという所まで私は明確に答えを持っていないので、時太郎の今後に注目してます🥺