世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 - 好きなことを見つけよう -
この記事はこちらの記事の続きになります。
今回は最終段階である「好きなこと」について書いてみたいと思います。
第3セクション「好きなこと」
「好きなこと」とは、自分が興味・関心を感じる分野のことを指します。
考える際に注意しなくてはいけないのが、「役に立つから」好きではなく、「興味があるから」好きなことを探す、ということだそうです。
この「好きなこと」についての個人的な意見というか考えなのですが、興味があることってその時々で変わってくると思うんです。幼い頃からずっと同じものが好きだという方もいますが、そうでない人も多くいるのでは…と思います。
なので、私の「好きなこと」もこのワークを行なったその時のもので、そこからこの記事を書くにあたってより深く考える過程で、迷いのようなものが出てきたのも確かです。
今回はそれも含めて記録として残してみようと思います。
① 今お金を払ってでも勉強したいこと
・心理学
→ ポジウィルを使って自己分析をしていく中で、心理学に関する本を色々と読みました。とても興味深い内容が多く、知識を得ていくに連れて自分自身の思考が変わっていくのを感じたので、より深く学んでみたいという気持ちがあります。
・ヨガの哲学
→ これは心理学とも関連してくると思うのですが、ヨガの考え方であったり思考の方法であったりをもっと知っていくことで心との向き合い方が変わってくるのではないかと思っています。
・メイク
→ メイクは完全に自己流で、これまではSNSやYoutubeなどのメイク動画を見ながら商品やテクニックの知識を得てきました。実際に自分が他人からどう見えているのか、どうすれば魅力的に見えるのか、そういうものを知れたらと思っています。
② 本棚にはどんなジャンルの本が眠っていますか
私の本棚は、
・エッセイ
・韓国語
・英語
で出来上がっています。
韓国語は初めて自分が興味を持った外国語で、ほとんど独学で勉強をしてきました。本棚にある本は文法や単語集などの実用的なものが多いですが、韓国語自体は「興味がある」から好きなものであると思います。
それに比べて英語は「役に立つ」から持っているもの。英語は話せた方が良いだろうという思考の元に購入したものが多いので、「好きなもの」からは省きます。
エッセイは、韓国のもの日本のものどちらもあります。心理学を学びたくて買ったものもあれば、言葉が好きで買ったものもあります。心を癒す知恵であったり、誰かの考えを自分の中に取り入れることで癒されたり。あとは美しい言葉を感じたくて持っているものも。
③ これに出会って「良かった」「救われた」と思える分野・ジャンル・もの
・心理学
→ 心理学、主にユングの「こころの地図」に関する本を読んだときは自分の思考が大きく転換していくきっかけになりました。自分のネガティブな側面を受容することの助けになったと思います。
・「HSP」という概念
→ HSPという概念を知るまでは、私はどこか人と違っておかしいのだろうと思っていました。人の感情に過敏に反応をする、視線が気になる、心が傷つきやすい。自分を異常だと思っていたことが「HSP」という人間の性質があることを知って受け入れられるようになりました。
・韓国語
→ 興味を持って、ここまで長い期間続けてこられたものは他にありません。好きの力はとても大きいですし、好きなK-POPのアイドルグループが変わっていく中でも韓国語を学び続けてきているということは、韓国語というもの自体が好きなんだと思います。そして今大好きな人たちの言葉をある程度直で理解できるようになった、そのことは大きな心の救いになります。
④ これまで生きてきた中で、お礼を言いたい仕事はなんですか
一番は、高校受験の時にお世話になった塾の英語の先生。学力も底辺だった私に期待をかけてくれて、叱咤激励しながらも学ぶことの楽しさや成長することの楽しさを教えてくれた先生。本当に感謝をしています。
二番目は、マクドナルドです。仕事の環境にはなってしまいますが、自分の得意を見つけて褒めて伸ばしてくれた場所です。そしてスパイスのように、少しのチャレンジを常に仕事に混ぜながらやりがいを私に与えてくれた場所。マクドナルドの教育体制は私にとても合っていたし、自分を肯定的に捉えさせてくれた場所でした。
三番目は、ポジウィルです。自分を変えていく大きなきっかけをくれた仕事だと思います。ネガティブで埋め尽くされた自分の内面と向き合い、こうやって前向きに物事を捉えられるようになったのは、POSIWILL CAREERというサービスのおかげだと私は思っています。
⑤ これまでの人生で世の中に怒りを感じたこと
世の中というと規模がとても大きく感じますが、個人的には「自分のことを省みない人」に対してはものすごく怒りを感じます。全てを他人のせい、環境のせいにする人ってやっぱり一定数いると思うんです。それにもう一つ付け加えるなら「自分の行動を変えようとしない人」にもあまり良い印象を抱けません。
世の中に対しては、セクシャリティであったり恋愛対象であったり、そういった多様性を受け入れられないこと。受け入れられないことよりも、考えなしに批判し傷つけてくる人がいることです。つい最近も市議会議員が同性愛について批判的な言葉で言及していたようですが、「私の好きな人が同性だっただけで、何の関係もないあなたに何かデメリットが?」と思ってしまいました。かなり怒りを感じました。
ワークから見えた「好きなこと」
ワークを実際にやった時、私はこの「好きなこと」を以下の2点に絞りました。
絞ったのですが、答えが少し抽象的すぎるなとも感じていました。漠然としていて、具体性がないような。
この記事を書くまでの間、そして今この瞬間に文字に起こしながら、改めて自分の好きなことが何なのかを考えてみました。上手くまとめ切れないかも知れませんがご了承ください。
私は心理学そのものが好きというよりも、「自分のことを知る・分析する」そしてそれを「表現する」という過程が好きなのではないかと思いました。
心理学やエッセイから、思考や心の動きを知る。そしてそれを自分に当てはめて分析していく。結果的に分かったことを、こうして目に見える形で表現する。表現の幅はnote(言葉)であったり、メイクであったり、セクシャリティであったり、歌やダンスであったり(ダンスを習っていたし、ミュージカルが大好きです)と色々ですが、私は自分を表現することがとても好きなように感じました。
一つの言葉でこれ!と上手くまとめることが出来ませんが、自分を理解し、分析をし、そして最終的に自分を表現するという過程を「自己理解・自己表現」と名づけておこうと思います。
終わりに
今回は「好きなこと」について考えてみました。
著者である八木さんはここから更に「好きなこと」×「得意なこと」の掛け合わせで「やりたいこと」を見つけ出していくという風に仰っています。私なりに既にその掛け合わせをして出していた答えがあったのですが、今回この記事を書きながら考えが変わっていった部分もあったので、この掛け合わせについては改めて考え直しをしてみようと思っています。
今回この記事を書くにあたり、「続きを楽しみにしています」と仰ってくださった方がいらっしゃいました。自分語りをしたこの記録を誰か一人でも読んでくれて、そして続きを待っていてくれる。そんな幸せを感じることができて、noteを書いていて良かったなと思いました。ありがとうございます。
3回で終わるつもりが、もう少し続いてしまいそうです。またお付き合い頂けたら嬉しいです。今回もここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!