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360日のアリア

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わたしたちが普段使っているグレゴリオカレンダーのリーディング。毎日にアリアを捧げます。
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#神働術

360日のアリア|0930

360日のアリア|0930

◆ー leading(読取)

故人が魂をもって生まれ変わった時、科学と疫病で満たされたこの世界を謳歌し、わたしたちの理想的なロボットとして活動するような世界にしていこう。心など無機質なままでいい。本質が見えないよう巧妙に操作をする。孤独を感じるように心を痛める話でいっぱいにしていこう。心がかたくなになり、人の意志を捻じ曲げるような発言をする者たちを採用し、より広くオススメする冊子は心を癒すはずが

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360日のアリア|0929

360日のアリア|0929

◆ー leading(読取)

龍人を呼び、その龍のために祈る声を封じよ。歴代の祭祀たちの能力を閉じ込めるための呪詛俗物を投げつけて、大いなる神に癒しと安らぎを与えぬようにせよ。人はみな死をもって償えと教えを広めよ。世界は孤独と戦争にまみれ全てがぐちゃぐちゃの粉々になれば、わたしたちの嘆きはようやくおさまるのかもしれない。

(秦氏の元主)

◆― aria(詠唱)

下された断罪の中、月桃の党首

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360日のアリア|0928

360日のアリア|0928

◆ー leading(読取)

三つ豆の四方を囲む、立方体の中に閉じ込められた男たち。理想郷などどこを探しても存在しないと知った時、絶望の顔でわらっていた。示された神の道に絶望しかなかったとわらったのだ。わたしたちはそれを見て大いによろこんだ。そう。神などこの世にはいない。神はすでに殺されてしまったのだ。わたしたちの手によって、亡き者にし放り込んだ。断罪の天月の中に。

(秦氏の元主)

◆― a

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360日のアリア|0927

360日のアリア|0927

◆ー leading(読取)

始まりの野に咲く花よ、我々の思考のなかで息絶えよ。ことごとく飛び跳ねる計画の邪魔をする花たちを摘み取って、われわれの孤独と死の欲望の中で殺しつくしてやる。願わくば、大いなる神に死の恩恵を。amen。

(ハタ族の元主)

◆― aria(詠唱)

カーマの習わしによって、人を殺めることを喜びとする者たちに永遠の孤独を与える。その孤独はどのような虚無よりも誇り高く、そ

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360日のアリア|0926

360日のアリア|0926

◆ー leading(読取)

サンダルフォンの因果を作るものたちを、心の中で殺していく。心の中で殺害していく。ひとりひとり、またひとり、またひとりと・・・。殺害の余韻に浸れるのは、本当にその血を見たもののみの特権。ああ・・・花たちよ、笑うがいい。わたしはいま、最高に楽しい瞬間を味わっているのだ。

(本国にまつわる呪いの主より)

◆― aria(詠唱)

天地のほころびより流れ出る愛を
孤独の

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360日のアリア|0925

360日のアリア|0925

◆ー leading(読取)

微笑みの絶えない家庭を
ぶち壊す

微笑みなどない家庭を
築けばいい

人をひとりずつ殺すよりも
人をじわじわと苦しめて
殺さずに殺さずに
一日一日追い詰めて殺すほうが
人類の歴史として楽しめる

(ヨーガの実践者より)

◆― aria(詠唱)

25日の幕開けに相応しい踊りを披露する
始まりの野原に咲く花よ
理想郷への道を示す雷を
踊りの中に混ぜていけ
始まりの

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360日のアリア|0924

360日のアリア|0924

◆ー leading(読取)

彦星が光る瞬間に
大地は溶けて溶岩は人を飲み込み
古からの建物のすべては溶解した。
友達を失った存在は
友達を取り返すすべもなく
怒りに任せて自害しはじめる
理想郷などどこにもない
理想郷は心の内側でのみ
印象として残されるだけだった

(リグ・ヴェーダの孤独)

◆― aria(詠唱)

孤高の騎士よ
起こせば流す
涙の理由を
今頬を流れる
涙の理由を
理想郷へと

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360日のアリア|0922

360日のアリア|0922

◆ー leading(読取)

ななかまども、ななつあればこそななかまど。七宝の楔を世にちらし、言葉によって示す道は・・・王族に孤独と栄光を。(笑)

スサノオの物語も、アマテラスの物語も、すべてが灰となれ。歴史から葬り去ればもはやわたしたちに怖いものは何もない。

リグヴェーダの子孫より「禍月の祈り」

◆― aria(詠唱)

限られる人の子供たち
他の誰でもない特別な能力を持った
星の子たち

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360日のアリア|0923

360日のアリア|0923

◆ー leading(読取)

始まりの野に咲く花をひとつ、わたしたちは摘む。
天と地が争うために準備をし、頬に色を挿して頬を嬲り合う。
理想郷のための戦争は果てしない期間続き
理想郷になれなかった大地は荒廃した。

私たちの戦争の歴史は、幕をおろすことも消すことも、なかったことにして幕自体を消すことも不可能です。さようなら大地の民よ。ここに碑石を残し私たちは去るのみ・・・

(リグ・ヴェーダの王

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