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360日のアリア|0926
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◆ー leading(読取)
サンダルフォンの因果を作るものたちを、心の中で殺していく。心の中で殺害していく。ひとりひとり、またひとり、またひとりと・・・。殺害の余韻に浸れるのは、本当にその血を見たもののみの特権。ああ・・・花たちよ、笑うがいい。わたしはいま、最高に楽しい瞬間を味わっているのだ。
(本国にまつわる呪いの主より)
◆― aria(詠唱)
天地のほころびより流れ出る愛を
孤独の始祖に激しく投げかける
幸甚な歴史を恨むのは
その幸せを自分自身が甘受できなかったから
恨みは人に降りかかる前に
いざ動き出そうとする瞬間
自分自身に降りかかるもの
(LILARIA)
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◆― aria(詠唱)
独り遙かに、孤独を癒す。そのための旅をはじめよう。
歴史の改ざんとなくすべき歴史を葬ること、我々の使命にはことごとく嘘と欺瞞がつきまとっている。わたしは・・・常に罪悪感の中で苦しんできた。悪にも堕ちきれず、善にも昇華ならぬ不法移民の孤独。志などなく、言われるがまま動く駒の一つに過ぎなかった。
ハタの氏の孤独を癒そう。そうならないようにいつも明るく孤高に生きることを目標にしていたのに難しかった。
■月と土星のハヌマーン
話しを聞くことが大切。しっかりと話を聞いてそれを癒していくことがわたしたちにはできる。はっきりとした理由もなく流されて、作業をするように歴史改ざんに携わってきたものしかいない。それこそが呪いの本質だ。
ハヌマーンの呪いも時期に薄れ、わたしたちはふたたび栄光を取り戻すだろう。スクリーンの中で勝手に映像化された日常を打ち破り、本質に還るのだ。