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お金がない!!!

夫とは、お金の話はよくする。
夫婦間で、金銭感覚に大きな相違はないと思っていた。
けれど、私の
「いつかもっと仕事を少なくする時期が来るかもしれないなぁ」
という発言に対し夫が
「何言ってんの、リコさんには今まで通り、いやもっと稼いでもらわないと困るんだけど」
という返しをしたので、「えっ」となった。


詳細は明かせないが、ざっくりわが家の家計事情をお話ししたい。

住居:夫の両親と同居(義父名簿で建てた一軒家。ローン無し)
食費など:食費/光熱費/住居費などは義父母と支払い(全持ちではない)
退職金:夫は一応あり/私は無し
投資:夫婦ともにiDeco/NISA枠での投資(投資信託、個別株買い)実施中

我が家の家計事情

夫とはライフプランは立てている。

こんな感じのもの(ゼクシィより拝借)

夫が「リコさんもがっつり働いてもらわないと」と言っていたのは、子どもたち二人分の教育資金を「夫婦の稼ぎから捻出する」と考えていたからのようだ。

子どもたちが高校生以上になったときに、「学費」「塾代」もろもろがかかり、「お金が一番必要な時期」というのがくる。(ライフプランを立てれば、それが何年後に来るかが一目瞭然)
その時期に、「夫婦の馬力がないと乗り越えられない」というのだ。

「いや待って、じゃあ、投資信託とか株で稼いだお金は何に充てるつもりなの?私はそこから教育資金を捻出すると思ってた」と私。
「お金に稼いでもらった分は、僕たちの老後とか、予期せぬ出費(車の買い替え、家の修繕、家電の買い替えなど)のためだよ」と夫。

「でもさ、老後の資金はiDecoとか私が保険会社でやってる個人年金+一応公的年金もあるよね?そこでまかなえるんじゃないの?」と聞いてみると、夫は「いや、それでも足りないと思っている」と答えた。

いかん。やはり夫婦間でずれが生じている。と気づいた私は、もう一度夫と、「これからのお金について」話し合う場を設けた。


参考にしたのはこちらの図書。

2022年発行のため、「NISA」が「積み立てNISA」のみとなっているなど、若干情報が古い部分もあるが、ざっくりとした大枠はわかりやすかった。

前に夫と「お金のこと」を話したときは、子どもたちの教育資金を中心に話したので、今回は私たちの老後について話すことにした。

前述したように、私たちの老後資金は
公的年金+iDeco+保険会社の個人年金で、試算したところ、夫婦で月40万程度は手元に入る計算になった。

上記の本では「月に30万程度あればいいなぁ」とあったのだが、夫としては「月40万程度あっても厳しいかも」という。
夫の不安材料はなんだろう?ざっとこんなところだろうか。

①現在、生活費全般は義父母が管理しているため、全体でいくらかかっているかがわからない。そのため、月にいくらあれば安心なのかというラインが見えない。
②給湯器やエアコンが故障するというのがいつ頃なのか、修繕費や買い替え費用がわからない。
③物価高騰のため、現在は30万程度で生活できたとしても、20年後・30年後に同じ金額で生活できるとは限らない。

夫の不安材料を洗ってみた

上記から、①は義父母に聞けば概算がわかりそう。②は年数と買い替え時期、かかる費用をざっと試算はできそう。ということがわかった。
③については読めないか…という結論。


ちょっと話がそれるが、現在いっしょに働いている同僚がとても頭の切れる人なので、その人の考え方を紹介したい。

リコさんは今、なにを不安に思っているんですか?
その不安があるから、仕事も前に進まないのですよね。
その不安はどうやったら解消するか、一緒に考えましょう。
たとえば、「資料が見にくくて情報が入りづらくてよくわかんない」だから、次の作業に進めなくて不安、というのであれば、「どうやったら資料が読みやすくなるか?」を考えましょう。一緒に新しいものを起こすこともできますよ。
わからないことが不安なのであれば、どうやったらわかるかを考えるんです。不明なことを洗い出す。次に、どうやったらその不明点を解決できるか考えるんです。資料を作り直す?人に聞く?とかですね。

神ってる!!!

この考え方に習うと、「ただ漠然とした不安」に対して、どうやって立ち向かうか・どうやってアプローチするか・どうやって解決するかの糸口が見えてきそうだ。

…というわけで、さっそく義父母に「月にどれくらいのお金が出ていってるのか?」をヒアリングすることにした。


「お金のことを話すなんて、はしたない」というような風潮が日本にはまだまだある。
でも、このご時世、そんなことも言っていられないのでは?と思うのだ。

幸い現代は、YouTubeなり本なりでお金の知識を自分から取りに行くことが手軽にできる。
マネーリテラシーを高く持って、有効にお金を増やしていきたいと思う。

夫と「株の勉強会」を二人でしようという話にもなっている。
備忘録として、noteに書いていけたらなぁなんて思っている。(需要のあるなしはわかんないけど)

加えて、お金と暮らしについての私なりの目標みたいものが見えてきたので、そちらについてもまた書きたいと思う。

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