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小2息子の目覚ましい成長~片付け編

小2息子の成長が目覚ましい。

インスタや書籍などで「片づけやすい環境づくり」の情報を色々と仕入れてきた。息子に合うものは…といろいろ試行錯誤した結果、良かったものを紹介したい。


ランドセルは椅子に置くだけ

帰ってきたら、まずは2階のリビングへ直行する息子。
椅子の上にどかっとランドセルを落とす。

「まずはランドセルからモノを出す!」と声を掛ける。
息子は「はいはい」と言いながら、ランドセルからお便りやら水筒やらを出す。帰宅後のリラックスタイムで、すぐにでも動画を見たいのだ。「やることやらんと好きなことはできん」と口酸っぱく言っているので、一応「やる」。

最後に「ランドセルをいつもの場所に戻す!」と声を掛ける。
”いつもの場所”とは、椅子の上。

写真はランドセルじゃないけど…こんな感じ

パイプハンガーにかける、カラーボックスの上に置く…いろいろやったのだが、どれもこれもダメ。
置くスペースが狭すぎたり、手順が増えると途端にやる気をなくす息子。
もう、どさっと何も考えずおけるスペースが必要だったのだ。

結果、ランドセルは”椅子の上”(上記の写真の通り、リュックサックも)と決まった。

洗濯ものは畳まない

家族6人分の洗濯物を干し、乾いたら畳むという作業は地味に辛い。
義父・義母のものはだまって畳むしかないと諦めていたが、ちょっとでも楽をしたい私は「息子と夫のものはたたまない」という選択をした。

これが嬉しいことに、息子にとっての成長のきっかけになってくれたのだ。
乾いた洗濯物は、そのままかごにいれるだけ。

かごにいれるだけ収納

今までは畳んで引き出しにしまっていたのだ。でも、これは失敗だった。息子が中身を取るときにくちゃくちゃにするので、それをさらに畳み直すという仕事が発生する。めんどくさい。
畳んでも無意味じゃないか!

だったら畳まなくてもいいや、と考えかごに入れるだけ収納を試してみた。
さらに、今までは風呂上りに着替える用の下着/パジャマは1階に、制服や洋服はリビングで着替えるため2階に、と分けて収納していたのもやめた。
2階にのみかごを用意して、息子にこう説明した。

「今度から洗濯物は全部このかごに入れるからね。お風呂入るときに、必要なものをかごから選んで、自分で持ってきてね。」

「うん、わかったよ」と言った息子はそれから毎日、”お風呂に入るときは、下着とパジャマをかごから選んで持ってきて”いる。

一応「着るもの用意してね」と毎回声はかけるが、ちゃんと言われたとおりに動けている。すごい!

本スペースには余白を

私が小学生の頃から愛読していた「ちびまる子ちゃん」を息子も読むようになった。加えて、図書館から借りてきた本が適宜数冊ある。
これらを棚の上に立てて並べる形で置いていたのだが、息子が読み終わった後はいつも床の上やテーブルの上に置きっぱなしにされていた。

「なんで棚の上に戻さんのよ。戻そうよ。」というのだが、どうもうまくいかない。もしかしたら、立てて並べるというのが無理なのか?と思った。

これは3歳の娘も同じで、どうしても棚に戻せないのだ。
収納方法を変えるか…と考えたのだが、”まずは読んでいない本は片づけよう”と、冊数を減らした。
すると、娘がいそいそと棚に本を戻し始めたのだ。

「もしかして…」と思った。今までは棚にぎゅうぎゅうに本が詰められていたせいで余白がなく、子どもたちが本をしまいにくかったのでは?

そこで試しに本を減らして、さらに余白を作ってみた。

本の横にも、手前にも余白

大人の私でさえ、読み終わった本をすぐに立てて並べずに、棚の上に積んでおくことがあるのだ。子どもたちならなおさらのこと。
「本を置くスペース」を作ってあげれば、床や他の場所に置きっぱなしにすることもなくなるのでは?と考えた。

これがぴたりと当たった。立てて並べるのはやっぱり難しいようなのだが、本の横や手前に”スペース”があるので、そこに積んで置くようになったのだ。

床にちらばった本を拾い上げるのは一苦労だったが、棚の上においてくれさえすれば、並べるのは私の仕事でもいいか、と思えるようになった。
いずれは自分でできるようになってほしいが。


男の子は特にそうなのかもしれないが、類に漏れず息子も「出しっぱなし天国」状態だった。何度言っても聞かないので、なかば諦めていた。
とはいえ、日々の「私のタスク」は積みあがるばかりだし、大きくなって困るのは息子だということも頭のどこかでわかっていた。

事あるごとに、いろいろな方法を試した結果、やっと今の状態まできた。
これは「私が諦めなかった」ことと「息子の成長」がうまい具合にかみ合った、今だから出来たことなのでは…と思っている。

”片付け”に関してはまだまだ問題も山積みだが、これからも気長に向き合っていきたいと思う。

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