疲れのセンサー(4)

こんばんは。統合失調症の林山将佐です。今日も一日、お疲れ様でした。年始からの疲労感が抜けたのか、溌剌と仕事ができました。しかし、考えてみれば何故に回復したのか、帰宅してから手帳で勤務と私用を確認しました。2ヶ月分、眺めてみました。

結論としては、今の回復は精神的・神経的な疲れが癒えたからだと思います。身体的な疲れは食事・風呂・睡眠でほぼ何とかなります。ただ、精神的な疲れとなるとどうしても1週間から2週間後に免疫力(抵抗力)を下げるなどして疲れ切っている様子です。そして欠勤をしてしまうことが手帳から読み解けました。

一方で疲れていたのに欠勤しない週もあります。それは主に週末を中心に連続した三連休を取得して心身共に休ませているからです。ほぼ三日間は昼まで寝ていて、ガッツリ食べて、よく散歩をする。時間を見つけて書籍か新聞を読む。という日々を三日間過ごすと元気になります。

つまり、身体的な疲労は回復しやすいけど、精神的・神経的な疲労は連続した三連休を取得しないといけないようになかなか癒えないのだという想像が難くないです。確かに去年の年末まで元気だったのは、この生活リズムが掴めたからです。年末年始の休暇が長すぎて生活リズムが乱れて(日中に仕事をする、というリズムがなくて不調に)、その後は祖母の件でメンタルを削り、出張も重なってボロボロになりました。

ついこの間までは「リンパ節が腫れたら疲労のサインかな?」くらいに想っていましたが、より予防的に考えるのであればその前の段階で不調のバイオリズムを把握する必要があります。程々の波であるべきです。ただ、この不調感はベテラン上司・ベテラン福祉職であってもよく話が分からない様子で、その点はベテラン医師・ベテラン看護師はよく心得ているものだとも思います。

まぁ、精神的な疲れというヒントは副腎皮質ホルモンの分泌という精神保健学の教科書から閃いたものですので、社会学・歴史学だけでなく周辺領域も大事であるとの傍証になりました。また、今までの勉強も無駄ではないことも一つ、確証しました。

端的に言うと、『疲れる前に休む』ということは鉄則である、という再確認になりました。そして『疲れたらもっと休む』、それだけ単純明快なことでした。そうすれば統合失調症でも安定的に仕事し続けることが出来る、という自分の山勘になりました。仮説思考ですね。

どうかこれからも引き続き温かい視線で見守って下さい。
我が国の弥栄を祈ります。