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🧑🏾‍🚀宇宙飛行士は、骨粗鬆症になりやすい❓(豆知識😮)

 🌍地球の周りを回っている国際宇宙ステーション、ここにいる🧑🏾‍🚀宇宙
飛行士は、医師で無くとも全員が高レベルの応急処置訓練を受けています。
救急キット・AEDはもちろん、鎮痛剤、局所麻酔薬、抗生物質など様々な
医薬品が用意されています。
 乗組員の中には「メディカルオフィサー」という👨🏾‍⚕️医療担当飛行士が
在駐しており、けが人や病人が出た時には、地上の医師と交信しながら
診断・治療にあたるそうです。点滴や投薬💊はもちろん、傷口の縫合や
虫歯の抜歯、💉応急外科手術まで可能
とのことです。
 無重力の宇宙空間・宇宙船内では、転倒によるケガはないですが、ハッチを通り抜ける際や曲がり角で頭をぶつけたり、目を傷つけたりはあるよう
です。
 手術の際には、重力が無い為に患者を手術台に身体をしっかり固定する
必要があったり、心臓マッサージをする際には自分の身体をストラップで
固定しておかないと反動で浮き上がり、どこかに飛んで行ってしまう事に
なります
。こうした時用の固定器具も置かれています。
 🧑🏾‍🚀宇宙飛行士は、宇宙ステーションに居る間は、運動を欠かさず、
ビタミンDなどの栄養の摂取に気をつけるようですが、それでも無重力で
骨への重負が少ないために、1ケ月に1.5 %ずつ骨量減少
がみられるそう
です。
 その割合は、地上で高齢者が1年間に失う骨量減少割合に匹敵し、
宇宙飛行士は「1ケ月で高齢者の10倍以上の速さで🦴骨粗鬆症が進む」ことになります。また血中カルシウム濃度が高まり、尿管結石を引き起こし
やすくなります。
 地上に帰還した際には、骨折しやすくなっており、骨量の回復は 6ケ月で50%、完全回復までに1年以上を要し、地球に帰還しても暫くは普通の生活は出来ません。
 船内では、予防方法の一環として週 6日間の運動が義務づけられて
おり、エアロバイク、🏃🏾‍♂️ルームランナーを週3回に、さらにスクワット・
片足立ちの筋力トレ🏋🏾‍♂️💪🏾を毎日3種ずつのノルマがあるようです。
 「骨量減少の予防法」として、骨粗鬆症の薬💊を服用する試験を行う研究
があり、定期的に服用した宇宙飛行士5名服用していない14名で、🦴骨への影響を調べた結果、服用してない飛行士では、大腿(太もも)骨の骨量が6~7% 減少に対して、服用していた飛行士は、骨の減少がほぼゼロに抑えられ、尿中カルシウム濃度も低かった様です❗
この研究は 2009~11年に行われ、日本人では若田光一、野口聡一、古川聡の3名の🧑🏾‍🚀宇宙飛行士が参加したそうです。


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