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キャリアのスタートは高校生から

こんにちは、しがサラです。

私は「全国の高校生へキャリア講演をする」という夢を持って、人事という職業を極めています。

人事をしていれば、従業員のキャリアと向き合うことが多いです。

新卒採用で学生のキャリアと向き合うことも多いです。

このように様々な人のキャリアに触れている中で、ふとキャリアのスタートラインはどこだろうか?と考えることが良くあります。

そして、私の考えるキャリアのスタートラインは高校生という理由について本日は解説していきます。



中学校のキャリア教育

かと言って中学校まではキャリアのことを考えていないかと言うと、そんなことはありません。

中学校では一般的に、生徒に基本的な職業選択の概念やキャリアオプションを紹介し、彼らの興味や能力を探求する機会を提供します。

職業体験をした方も多いのではないでしょうか?
私は中学生になって初めて職業体験したときのことを今でも鮮明に覚えています。

そこで「働く」という概念を学びました。

この中学生の時期というのは学校側は、生徒たちが将来の進路について考え、興味を持つ分野を発見するのを支援します。

これは、職業の多様性や社会的な責任などについての基本的な理解を築くことを目指しています。

キャリアの本格的な探訪というよりは、キャリアを考える上での土台を築いていると言えるでしょう。

高校のキャリア教育

一方、高校生におけるキャリア教育は、より具体的な進路選択に焦点を当てています。

何と言っても義務教育が終了しますから、働きに出てもいいわけです。

高校は自ら選んで進む道ですので、中学校の時のように、全く性格の違う多種多様な同級生から思考や性格の近い同級生に囲まれます。

この中で生徒は、大学進学や直接就業するための選択肢について深く考える必要があります。

高校生向けのキャリア教育では、職業体験に加え、将来の進路に向けて必要なスキルや知識を身につけるために、インターンシップ、ボランティア活動などの実践的な機会が提供されます。

また、大学進学を目指す生徒には、学術的な準備や大学入試の対策も行われます。

総合的に言えば、高校生向けのキャリア教育は、将来の進路に関するより具体的な準備と、それに伴う深い理解を提供することが多いですね。


これらを踏まえると、

中学校でのキャリア教育→土台作り
高校でのキャリア教育→具体的選択肢の明示

このようなイメージです。

ですので、本当の意味でキャリアを真剣に考え始める高校生がキャリアのスタートラインではないかと思います。

私は、そんな重要な時期を過ごしている高校生へ向けてキャリアの知識や考え方を授けたいと思っています。

ぜひ、このnoteの投稿も高校生へ届いてくれるといいなと感じています。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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