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失感情症とASDの関係、女らしさについて

失感情症とは、自分の気持ちの詳細を話す事が不得意な特徴があります。

失感情症の概念は研究者の間で検討されて、以下の特徴としてまとめられました。

1、自分の感情がどのようなものであるか言葉で表したり、情動が喚起されたことによってもたらされる感情と身体の感覚とを区別したりすることが困難である。

2、感情を他人に言葉で示すことが困難である。

3、貧弱な空想力から証明されるように、想像力が制限されている。

4、(自己の内面よりも)刺激に結びついた外的な事実へ関心が向かう認知スタイル。

これらは、ASDの当事者の多くが持ち合わせていると言われています。

ASDの当事者の多くがら読書感想文が苦手だと言われています。
それは、上記の事が大きな理由でもあるんじゃないか?と、思ってます。

下のツイートのように、ASDと失感情症は関連性が高いと言われています。
私は、感覚鈍麻や二次障害により、自分の内面の詳細が分からなかったり、どう感情を処理したら良いのかが、分からなくなってしまいます。


私は、定着支援の面談が苦手です。
何故苦手かと言うと、自分の気持ちを詳細に話すことが苦手だからです。
『こういう時、こういう気持ちになって、そして、その気持ちはこういう時になって…』
と、言うのを咄嗟に話す事ができません。

具体性を聞かれた時、困ってしまいます。
『その時、どういう感じだったのか?』や、困り事の詳細を言語化して話すのが苦手なのです。

ですが、定着支援支援では言語化して気持ちの詳細を話さなくてはなりません。

担当のスタッフも、それを求めています。

目に見えない障害は、自分の口から言語化して詳細を話さなくてはなりません。

私は、言葉に詰まり、上手く言語化して伝えたい事を伝えられずに終わってしまったり、後から『ああ言えばよかった…』と、いう事態が生じてしまいます。

コミニケーションやSNSにおいて、感情表現が豊かな人を見ると羨ましいという感情が湧き上がってしまいます。

特に、女性の場合だと、周りの同性たちとの違いや求められる女性像とのギャップに悩んでしまうのではないか?と、思います。

多くの女性は、自分の気持ちに敏感であり感情表現が豊かです。
また、一般的に感情豊かな女性が求められる傾向にあるように思います。
なので、女性で失感情症だと、周りとのギャップや女らしさについて悩んでしまうのではないか?と、思います。

失感情症は、誤解されやすく中々理解されづらいです。当事者達の多くは、それに悩んでいると思います。

そういう人達が受け入れられ、生きやすい世の中になって欲しいです。

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