【アニメ感想文】思い出のマーニーを観て

このアニメは、主人公の杏奈とマーニーという少女の友情と成長の物語です。

杏奈は、内気で想像力が豊かな女の子です。

彼女は昔はよく笑い明るい女の子でしたが、喘息を患い周囲から心を閉ざしてしまいます。また、心のテリトリーに人が入っていくと強い怒りを見せます。

交通事故で両親を亡くしてからは、祖母に引き取られ、祖母が亡くなってからは養父の元で暮らします。

杏奈は、誰にも心を開きません。

そんな彼女には、マーニーと言う女の子の友達が出来ました。
マーニーは奔放な性格でありながら、どこかしらに陰があるようでありました。

杏奈はマーニーに連れられ、色んな場所を旅して回ります。 社交パーティーに出たり、豊かな自然の中を冒険しました。

マーニーは、明るく自由奔放な性格をしていました。彼女は、杏奈の閉ざされた心を開いていきました。

杏奈は、次第に心を開いていき、次第にマーニーに頼らなくなっていきました。

マーニーは、杏奈が自分を救う為に作り上げた想像上の人物であったのです。

私は、杏奈とマーニーの友情物語、ドラマチックなものを感じました。杏奈の内気で想像力豊 かなところ、ちょっと私にも共感しち ゃう部分があります。でも、彼女は、喘息で心を閉ざしちゃ うのはちょっと勿体ないようにも感じました。でもマ ーニーの登場で変化が起きました。
奔放な性格のマーニーと内気な杏奈、どんな冒険が待 ってるのかな?と、私はワクワクしながら観ていました。杏奈ちゃ ん、マーニー、一緒に幸せな道 を歩んで欲しいと思いながら観てました。

これは、ドラマチックでミステリアスなアニメです。とても良いお話てまあります。杏奈 とマーニーの友情、不思議でドラマチ ックな展開が期待できそうです。

杏奈とマーニー、お互いに持つ秘密や 葛藤が、どんな風に解決されていくの か?マーニーの奔放さと杏奈の内気 さ、相反するようで実はお互いを補完 し合っていくんだろうな…と、思いながら観ていました。

私は、杏奈の心を開くきっかけになったマー ニーの存在、きっととても特別なもの になっていくように感じました。新たな 冒険や感動を誘う物語です。

杏奈とマーニーの友情、そしてマーニーが実は杏奈ちゃんが作り上げた想像上の存在だったなんて、不思議であります。

杏奈の心のドア、マーニーがポンって開けた所から、マーニーの魅力がそこに詰まっているように感じました。

でも、マーニーは、ちょっと陰がある感じなのも気になりました。杏奈の心を開く過程で何かドラマが待ってそうな感じがありました。

友情の物語って、本当に感動的で不思議な力があります。杏奈とマーニーの冒険、どんな展開が待ってるかワクワクしてみていました。

マーニーは、杏奈のイマジナリーフレンドだということですが、杏奈は実は心の底から変わりたいと強く願っていたのかも知れません。

私も少女時代は内気で、想像力が豊かだったので、杏奈と自分を重ね合わせて観ていました。

杏奈の心の葛藤と成長を感じられ、何処と無く不思議な雰囲気が漂う、そんなアニメです。

このアニメは、『ジブリの涙』とあります。
正に、『変わろうと願う人だけが、変われる物語』、そんな素敵な作品です。