今年の人事評価の結果が出ました。1万時間の法則に照らして思うこと。
日曜の夕方にですね。こんにちは〜!
東京は春のような暖かさです。このままもう春になるのかしらと思いきやまた週末から来週頭に冷え込むみたいですね。体調管理が難しい季節です。
年末の評価をもとに、年明けには社員への昇給・昇格のプロセスが始まり(+間にアメリカ出張)、全く落ち着く時間なく飛ぶように過ぎていった1月と2月前半ですが、少し息をつく時間ができてきました。
社員への昇給・昇格プロセスを終了し、先週から各人へ昨年の評価の結果と、新報酬の通達が行われています。
人事なので、各社員の評価や結果について、一足先に把握していますが、実際に現場では上司から部下に対して結果が伝わっているところで、みんなドキドキして嬉しいお知らせとなっている人、期待通りでなくちょっと残念に思っている人など様々だろうなと思います。
そして、上司も、限られた予算の中で頑張って工夫して評価を公平にして、何とかみんなを喜ばせようと思って、でも限界もあって伝えにくい内容を伝えているんだろうなーと思うと、一足先に受験生の合否のお知らせを見守っているような気持ちになっています。
かくゆう私も、上司から私自身の評価について教えてもらえました。
昨年も普通では考えられない高評価をいただいたのですが、今年もありがたくも、昨年と同様に過大評価されてるんじゃないか?と思えるありがたい評価をいただきました。
私自身は、それほど大きな成長とかもしくは、素晴らしい達成をした自覚はないのですが、まずは1年間、無事に走り切った自分、そして期待上の評価をくれた上司と会社には「ありがたいなぁ」と気持ちでいっぱいです。
ところで皆さん
「1万時間の法則」ってご存知ですか?
何かの成果を出すには、1000万時間を費やすと、その分野でプロ(それなりの結果を出す)レベルに到達するという法則です。
去年、今年と自分としては、これまでの会社員人生の中で最高の条件面含めた評価をもらっているのですが、昔は毎回評価のたびに
「なんでこんなに評価してくれないの?」
という、不平不満ばかりの人間した。。。(笑)
他人からの承認や評価が欲しくて
派遣社員の頃は、契約更新のたびに「時給アップしてください。私の実力はこんなもんじゃない!」と重い想いを派遣の営業さんに念で飛ばし、
社員になってからも、「こんな低いお給料じゃ生活できない!!」と常に、低い給料しか払ってくれない会社を呪い。。。。
もちろん、私が学んでいる心の仕組み、潜在意識という視点からも説明できることはたくさんあるのだけど、この1万時間の法則に照らしてみれば
この私が不平不満を爆発させていた20代前半〜中盤って、
なーんも一人でできることなんてないレベル
でした。
一人前に経済的に自立できたと感じた外資系に転職できたあたりが、1万時間にはまだ到達していなかったともうけど、ブラック企業で猛烈に働いていたので、かなりのスピード感で仕事への時間とエネルギーを注いでいた点から目が出てきたあたりなんだろうなと今振り返って思います。
人事の仕事をし始めて21年になります。
休暇など細かい点は省略するとして、単純に月曜から金曜まで毎日8時間、週40時間の生活を21年。
単純計算で44,520時間。
実際は、猛烈仕事人間だったので、もっとだと思いますが、それなりに積み上がってますよね。
逆に1万時間をフルタイムで働いているとしたら、4−5年で到達する計算です。
自分の経験に照らし合わせても、大体合ってるなぁと感じます。
今の私が、当時の自分に伝えたいこととすれば
「焦るな!」
です。
焦らず、きちんと正しい努力をしていれば、結果はちゃんとついてくるよ。
ただ、そこに変に先を急いだり、欲で利己的になり過ぎたりすると遠回りする可能性もあるから、前を見て、自分と周りの人に感謝して努力していれば大丈夫だよ。
必死で自力で岩を動かそうとしていた私。
大丈夫、大丈夫だよ。
ちゃんと豊かになれるからね。
そんなエールを過去の自分に届けたいと思います。
それでは、皆さんも素敵な日曜の夜をお過ごしくださいね。
読んでいただきありがとうございました。