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人類のたどる道「ジュラシックワールド新たなる支配者」



閲覧ありがとうございます。今日は、超人気作「ジュラシックワールド」シリーズの第6作目にして、
最終作という、「新たなる支配者」を観たコレアレを書いておこうと思います。


これは、録画で、友人の家で、友人の妹もまじえ、三人で観ました。
いゃー、これが失敗でしたねぇ。ギター侍が出てきそうでした。ざんねん!
なにが、ざんねんかは、あとで、書くとして、映画の方から書いておこうと思います。


わたしは、いつも、ネタバレはしたくない方なんですが、この映画は、最後に意味がある。わたしの一番、感情が揺すられたのはラストなんで、最後まで
書きます。ネタバレNGの方は、ここで、パタンと閉じてください。すみません。


「新たなる支配者」は、最終作ということで、過去作に出てきた主要キャラが総動員で出てきます。


インディ・ジョーンズみたい

あらすじは、、
前作で、恐竜を解放し、人類と共存という世界になっていますが、保護地区がある一方で恐竜の闇取引なども横行し、決して平和な世界ではありません。
バイオシン社という大企業が、恐竜の遺伝子を使って、人類のあらゆる病気を治すという研究をしてますが、過程で、あらゆる作物を食い荒らす「巨大イナゴ」を創造してしまいます。その、解決策として、人間クローンのメイジーという娘、ラプトルのブルーの子供、「ベータ」を使おうと、誘拐してしまい、追いかけるオーウェンたちが、バイオシン社に乗り込み、博士たちと合流し、オールスター勢揃いで、恐竜を避けながら、突き進む物語です。

この作品で、大活躍する人物、、


この人、オーウェン!

ジュラシックシリーズで、めちゃくちゃ嫉妬されているであろう、オーウェンです。
この人は、ラプトル四姉妹を調教し、恐竜と意志疎通できるという方です。
この人が、ジュラシックシリーズでは、ヒーロー的な役割になってます。


ちょ!ごめん!トイレ、俺が先でいい?


オーウェンは、バイオシン社に飛行機で空から乗り込みますが、乗り込ませたくない会社側から、妨害され、撃墜されてしまいます。オーウェンの奥さん?のクレアは、先にパラシュートにて、脱出させています。
しかし、残ったオーウェンと、操縦士の女性は、
なんと!飛行機に乗ったまま、地上に墜落!!

さすが、最終作、衝撃な幕引きか!!

と、思われましたが、



ひっ!二人とも生きている!

しかも、顔、キレイ!切り傷もない。ヘルメットもかぶって無かったのに。。

てか、オーウェン!
その小さなナイフ一本で、どうすんの!
恐竜をなめたら、あかん!

という声が、観客から聞こえてきそうですが、
オーウェンには聞こえません。


バイオシン本部には、先に乗り込んだ博士たちにより、巨大イナゴの暴走がはじまり、本部自体が、壊滅状態になります。

保護されていた恐竜たちも、パニック状態になり、
争いは、起こりますが、オーウェンたちの目的であった、メイジーとベータの救出は成功します。


ぶんどった飛行機で、退避しようとしていると、
遺伝子操作の権威であり、騒動の根元であったウー博士が、脱出したいと寄ってきますが、困惑する
オーウェンたち。

ウー博士は、病原菌に犯されたイナゴを群れに放し、害虫であるイナゴを壊滅したいんだと、力説し、オーウェンたちと脱出します。
しかし、ウー博士がいたら、またまた変な遺伝子操作をして、恐竜を作る未来が無いとは限らないから、イナゴだけ、受け取って、ウー博士は、置いてきた方がいいんじゃないの?

と、叫ぶ観客がいたことだろうと思いますが、叫びはオーウェンには聞こえません。


しかし!わたしには、聞こえました。


…………。

開始から、隣で観ている姉妹が、
「うわっ!」とか、

「でかっ!」とか、

「いたい!いたい!いたい!」

とか、映画の登場人物よりリアクションがいいんじゃないって感じで叫び、気が散りました。
ライブなんかで、歌手と一緒に歌う隣の人みたいです。

迷惑でした。


二回目は、一人でゆっくり観ることにします。


ブルーの親子!絡むオーウェン。

オーウェンは、地元に帰り、無事にブルーに子供を返します。そして、ウー博士は、病原菌入りのイナゴを群れに放して、イナゴを壊滅し、恐竜と人類は、共存をしながら、未来に進むのでありました。

エンド。


なんですが、、現代の皆さんは、納得されたでしょうか。「良かった良かった!輪になって踊ろう!」と思ったでしょうか。


恐竜を放した時点で、食物連鎖の頂点が代わっています。頂点は、恐竜ですよね。
保護区にいるべきは、恐竜じゃなくて、人間であるのが自然です。絶滅の危機は、人間の方に訪れ、いずれ、地球上の生物は、ガタイのでかい恐竜に食い尽くされ、恐竜もまた、絶滅になり、地球上には
ど根性植物のみが生息する未来が、現実的だと思います。


映画の最後に、メイジーの母親がビデオで、
「あらゆる生物は、理解しあい、リスペクトしあえば、共存は可能なのよ。」

と、言ってましたが、遺伝子操作する人間が言っていい言葉ではないなと思いました。

運動会なんかで、ゴールの手前で、みんなが手を繋ぎ、いっしょにゴールする。という手法が、非難を浴びたりしたのを思い出しました。

最終作は、スピルバーグさんが、メガホンをとれば、
お花畑的ラストには、ならなかったかもしれません。

「あったらいいな」、「できたら、いいな」という人間の欲望という理想が、人間の足元に大きな障害となって、澱んで固まらないようにと未来の子供ちゃんたちの為にも祈ります。


「ジュラシックワールド新たなる支配者」

もう一度、一人で、ゆっくりと、観てみたい作品です。

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