見出し画像

これからもっと面白いものが見られる。最上のものはつねに未来にあると思える。~メンタルコントロール術~

メンタルコントロール、どうやっていますか?

皆さんは、
ご自身のメンタルコントロールをどのようにしていますか?

趣味で発散?
しっかりと睡眠を取る?
おしゃべりで解消?
食事を楽しむ?
爆買い?

いろいろと方法はあると思いますが、
子どもたちにも
メンタルコントロールの方法を教えておくって大切なことだと思いませんか?

人間関係に悩む青年の解決方法。

苦しいときって息が浅くなるでしょう。視界もどんどん狭まっていく。自分のことしか見えなくなる。それでさらに苦しくなる。なりません?

「科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました」羽嶋賢児より

これは、「科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました」に出てくる主人公「羽嶋賢児」の一言だ。

コミュニケーション力があまりなく、周りとうまくいかないことも多い賢児です。
上手くいかない、そんな苦しいときに
科学の視点(地球規模の視点)で見ると、自分の悩みが小さく感じられ、気持ちが落ち着くと訴える場面です。

登れば登るほど見える世界が大きくなっていくでしょう。自分の日常がどんなにちっぽけなものだったかがわかる。しかもその世界はこれからもどんどん広がっていくんです。これからもっと面白いものが見られる。最上のものはつねに未来にあると思える。

「科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました」羽嶋賢児より

素敵だと感じたのは、
科学を信じる彼にとって、

最上のものはつねに未来にあると思える。

未来を見ることで

今の現状(辛さ、苦しさ)を乗り越えようとする姿です。

私も以前、未来志向の話を書きました。

子どもも、今が辛かったり、苦しかったりすることがあると思いますが、
親が意識的に、
未来志向になるように
声をかけ続けるって大切だなと思います。

未来を向く親の声掛け

私が好きな声掛けをいくつか紹介します。

最悪…と嘆く子ども。

子どもの中には、「最悪…」って言葉を使う子どもがいます。
そんな時に私は

あとは、よくなるだけだね。

と声をかけています。
そして、いいことがちょっとでもあったら、

ほら、いいことがあったね。
(さらにいいことが続くと…)
また、あったね。よくなっていっているよ。
まだまだ、よくなるかもよ。

とプラス視点になるように声をかけています。

凶を引いてしまったら…

おみくじで、「凶」を引いてしまったら、

箱の中に、「メ」があるね。
これから、「メ」が出るってことだ。
これから、どんどんよくなるよ。

と声をかけています。

次はどうしたい?

失敗したり、上手くいかなかったりして落ち込んでいる場合には、

次はどうしたい?

と次に目を向けるような声掛けをしています。

最後に…

「科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました」羽嶋賢児のように

「科学の視点で見ると…」
「地球規模で考えると…」なんて
大きな視点で話をしても
子どもはピンときませんよね。
メンタルコントロールがうまくいきそうにもありません。

だからこそ、身近なよいことに目を向けられるように
声をかけるって大切なことではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?