
【指導教諭が伝える】子どもがしたことに対しては、◯◯すべし。
〇〇するとしないとで大違い!
学級担任として、ものすごく大事なことの1つが、
確認をする
というものです。
【宿題編】
宿題をやったかどうか。
どんな内容やったか。
宿題をやったことでどのように伸びたか。
【掃除編】
掃除を一生懸命やったか。
掃除をやってきれいになったか。
【委員会・当番編】
任された仕事をやったか。
それが合格には値するか。
など、子どもが行ったことを確認するということです。
確認→フォローが必要。
もちろん、確認した後には、フォローを入れます。(時に褒める。時にやり直しをさせる。ときに注意をする。)
自分がやったことに対して、確認をされることで、子どもは、見られていると言う意識が働きます。そうすると、これで大丈夫だろうか。と自分を振り返る習慣がついていきます。この自分を振り返ると言う習慣がとても大事だと思っています。そのため確認は、毎日(毎回)行うのが理想的です。
よくない確認の仕方!
よくない確認としては、
親:「宿題やったの?」
子:「うん、やったよ。」
という声かけだけの確認です。
(これは確認とは呼べません。)
忘れ物が多いお子さんの保護者の人と話してると、「声はかけているんですが。」とか「私にはやったと言ったんです。じゃーあれは嘘だったんですね。」とショックを受けられることがあります。
声掛けだけの確認では、その場しのぎのごまかしが通用するのです。
ですから、確認は、
実際に、自分の目で確かめるということを大切にしています。
もちろん、全てを細かく確認することはできません。ですから、日によって確認するポイントを変えています。
確認のポイント
①やったかどうか。
②できているかどうか。
③やり方がいいかどうか。
④丁寧さはどうか。
など、視点を変えるのです。
当然、①は簡単にチェックができます。④になると多少時間がかかります。場合によってはやり直しもさせないといけませんから。
再度、書きますが、
確認することで、子どもは自分を振り返る習慣がついていきます。
そうするこで、
自分の行動を適切にコントロールしたり、
生活を改善したり、
成功体験が増えたりしていきます。
ぜひ、
できることから、始めてみてはどうでしょうか。