肩コリ腰痛を繰り返さない方法(後編)

前回の記事の後半です。

さっそく続きます。

(前編を読んでないと「?」となる箇所もあるかもしれません。)


・運動はコリに効く??

運動はコリ予防に効くことは確かです。

しかし、毎日何時間もデスクワークをしている人が、週末に少し運動するくらいでは効果はありません。(もちろんしないよりは良いですし、運動不足の解消、ストレス発散になります。)

さらに、毎日仕事帰りにジムに行っている、水泳に行っている。というくらい運動していても、効果がない場合もあるようです。(もちろん体力作り、トレーニング、趣味、という意味では大いにすべきことです。)

・筋トレは逆効果??

筋トレをすると肩こりや腰痛が悪化する場合があります。(先述しましたが筋トレ自体は健康にも良く、趣味としても人気です。あくまで肩こりや腰痛との関係です。)

以前、首がまったく回らなくなり、接骨院の先生に診てもらったら、

「何かかなり重たいもの持った?」と言われました。

(え。あ、もしかしてダンベル・・・)

それと懸垂も必死にやっていた時期があったので、先生のおっしゃった「重たいもの」=自分の体重、だったのです。

これは私がトレーニングに無知だったのもありますし、人それぞれ違いが出るかと思います。また、厳密にいうと肩こりではなく「疲労」や「故障」「筋肉痛」というほうが正しいかもしれません。

ですが、最近肩こりがひどい、そういえば筋トレを最近はじめたな、という人であれば筋トレを疑ってみて下さい。

・デジタルデトックスをしよう

歩きスマホをやめる。スマホを持たずに散歩に行ってみる。など、方法はいろいろとあります。

デジタルデトックスについては別記事にまとめていますのでご参考まで。

・ストレートネックや猫背には注意

歩きスマホを続けると肩こりだけでなく、猫背やストレートネックになって、印象が悪くなります。

・歩きスマホは身長が縮む!?

猫背やストレートネックになると、頭が斜め前に傾く姿勢になりますので、その分、背が縮んだように見えます。

また、イメージするとわかりやすいですが、顔が前に傾いたまま、目だけで相手の顔を見てしまうと、睨んでいるような表情になってしまいます。

・姿勢を常に確認しよう

鏡や、町のガラスを見るたびに、自分の歩く姿勢を確認する習慣をつけましょう。

・姿勢に有効な「壁もたれ」

また、時間を見つけて、立った状態で、まっすぐな壁に頭と背中をぴったりくっつけて、もたれるようにして、体のラインを見直してみましょう。

左右の肩も壁につけるようにします。

体に「定規」をあてるようなイメージですね。

・硬い床に寝てもいい

または、フローリングのような硬い床(柔らかい絨毯や布団の上ではない)に枕無しで、まっすぐ仰向けに寝転ぶのも同じ効果があります。

学生時代に体育館で寝転んだことがあるかもしれませんが、大人になってからは、布団の上では寝転がりますが、なかなか硬い床では寝転がらないと思います。

姿勢が悪くなっていたり、肩こり、腰痛が悪化していれば、硬い床に寝転ぶことが苦痛、またはできない!という人もいると思います。

私もひどい時は、硬い床に寝転ぶだけで、腰あたりからポキッと音がする症状がありました。

また、床に寝ると、腰のあたりの骨が飛び出して、当たってる感じがする!?というようなひどい状態であれば、骨がずれている可能性や、何かの病気の可能性もありますので、接骨院や病院で診察してもらってください。

ちなみに、家で寝転べるフローリングスペースを確保するには、断捨離、生活のミニマム化が必要です。それはまたの記事で。


・姿勢は高齢まで放置すると簡単には戻せない

悪い姿勢のままで癖がついて、高齢になるまで放置すると、戻すことが難しくなります。

・荷物を減らそう

カバンを持っているだけで肩がこります。中身が重ければさらにこります。なので荷物を減らしましょう。

私はデジタルデトックスをし、スマホを見る回数やスマホゲームをする回数を減らすことで、モバイルバッテリーを携帯することがなくなりました。

以前はスマホ本体より重たく大きなタイプをどこへでも持って行っていたのですが、今は遠出の旅行時のみ携帯するようになりました。

・カバンを持つなら3wayタイプがお勧め

カバン自体もこる原因です。手さげタイプだと肩こり、リュックタイプでも首や肩こりが発生します。なので私は3wayタイプ(1つで、手さげ、リュック、ショルダーに対応)にして、時には手さげ、時にはリュック、と持ち方を変えています。

・デスク、椅子を変えてみよう

前編で記載しましたが、デスクや椅子によっては腰痛や肩こりを予防できるものもあります。特に椅子は多くの種類が販売されています。

あくまで、私の場合ですが、(大きなものは部屋で邪魔になりますので、、)折り畳み椅子で少しだけ背もたれのあるタイプです。肘掛けもありません。↓こういうタイプ。安いです笑 近所のホームセンターに売っていると思います。

いや、それはショボいでしょうと思うかもしれませんが、実は理由がありまして笑

参考にしたのがこちらの椅子です。

ちょっと似てますよね?キャスターを除いて。

いろいろ椅子を探していた時にこちらの椅子を見て、あ、背もたれが低い(肩までない)ほうが腰に良いのか!と思って、先ほどの安価な椅子でも、同じ原理では?と思い購入に至ったわけです。

机は、椅子に肘掛けがないので、できるだけ奥行がある広い机で、肘を机についても、その先にノートパソコンを広げることができる机にしています。

・モニター位置も重要。目線を上げる

顔の目線とパソコンモニターの位置は重要です。下を向くことなく、まっすぐ正面にモニターがあればベストです。

外付けモニターだと画面の高さ調整ができますが、ノートパソコンは不利です。どうしても前かがみになってしまいます。

私は↓のようなスタンドを使って、イメージ画像のように、ノートパソコンの奥側だけを持ち上げて、画面位置を高くしています。

キーボード位置が若干高くなり、手首を曲げることになるのですが、視線が高くなり、姿勢、腰や肩が楽になります。

・会社の椅子、机なら工夫を

会社の椅子や机は交換ができませんので、クッションで椅子を調整するか、先述のパソコン台を置いて工夫します。

・足置きがあると楽になる

机の下には足を置ける台を置きましょう。少し足を上げるだけで楽になります。100均の、折り畳み式のもので十分です。(100均だけど200円商品だったかな・・。)

・マッサージ器具はテニスボール

私の自宅にあるマッサージ器具は、自分で背中あたりを押せる、曲がった指圧棒?(100均です。100均多いです笑)とテニスボールです。コンセントにつなぐようなタイプはひとつもありません。物がないほうが好きということもあります。家電量販店のマッサージ機は結構好きです笑

テニスボールはかなりつかえます。足裏、ふくらはぎ裏、寝転んで腰や背中、肩甲骨、首。本当はラクロスボール?というかもう少し小さいのも欲しいのですが物も増えるし、テニスボールで今のところ十分なので買っていません。

・テニスボールのおすすめの使い方

実はテニスボールひとつでおしりのコリをほぐせます。特に映画館(最近は行ってませんが、、)で痛くなるおしり。こっそりボールをおしりの下に入れてください。一発でほぐれます。それと運転中、なかなか休めない状態のときにもテニスボールがあればほぐすことができます。ただ荷物としてはかさばるのが難点ですが、お試しください。

・マッサージは体に良い

マッサージは血流を良くして体をほぐし、疲労を回復させる効果があります。マッサージを受けると、肩や腰だけでなく全身や頭も楽になり、スッキリして、仕事をもうひと頑張りすることができますので有効に活用したいです。

ただし「肩こりや腰痛を完治させる」「繰り返さない」ということにはなりません。

それには前編に記載したとおり、骨のゆがみ、小まめに動く、姿勢、習慣を整えてるところから挑戦してみてください。

他にも、皆様の改善法があれば教えてください。

よろしければスキ、コメント、フォロー等もよろしくお願いいたします。

それでは皆様、ご健康に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?