新社会人に贈ることば
新入社員から4年目くらいまでの社会人全員に配りたいくらい、良書でした。
これが共通認識にあると、
マネジメントが格段しやすくなることでしょう。
『暮しの手帖』編集長から、「クックパッド」の一社員に転身した文筆家の松浦弥太郎さんの本です。
導入で大体察することができる一文をご紹介。
--ここから--
自分が会社からもらっているお給料は、朝9時から夕方5時まで働いた対価だと思っていませんか。勘違いしてはいけません。会社というものは「あなたが会社にいない時間も含めて、あなたという人間」にお給料を払っているのです。(中略)
--ここまで--
この本のすごいところは、具体的な50の事を読み進めて、少しずつ実践すれば、少なくとも意識して仕事をすれば、きっと、日々、会社でやりたいことが見つかる。
ココではないどこかに希望を持つのではなく、今目の前の、その働く場所でやりたいことが見つかるはず。
そこで見つけることができなかったら、違う場所に行っても見つけることはできない。
自分の経験上だけで誰かに何かを伝えるのはむずかしいし、言う責任も重かったりするじゃないですか。
そういうときは本に、働いてもらいましょう。
しかも、この本を、よーいドン!の課題図書配布したら、軒並み頭角を現す社員が出てくるはずなんです。
だって、伝わりやすく的確で具体的で納得度も高く、しかもものすごく読みやすい。30分~1時間で読めるはず。
これで響かなかったら、それはそれで。それもわかっておいた方がお互い良いし。
最後に51個目としておまけの章があります。そこには実際に筆者が社員と面談をするときにしていることが書かれています。まずは自分が読んでみて、必要だと思う人に渡してみるのも良いと思います。
マネジメント層としては、味方になってくれるありがたい本だと思います。もちろん、自戒を込めて。
#もし僕がいま25歳ならこんな50のやりたいことがある
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喜びます、ありがとうございます。