2021年6月(10冊ログ)
#人生やらなくていいリスト #2040 #スマホ脳 #推し 、燃ゆ #希望の糸 #徳川家康 #4次元の世界 #次元のすべて #ホリスティック #世界一美味しい手抜き #四角大輔
毎月10冊本を読んでいます。あなたの知識のお役に立てる本・情報があればうれしいです。
今月イチの推し本
とてもロジカルだし、最前線で努力をし続けた人の話に勇気をもらった。目の前で実務の日々が見える内容だった。きっと今、市場に向き合っている人の勇気になる。
絢香、Superflyを手がけたプロデューサー。釣りの話だけで約400倍の競争率を突破しソニーミュージックに就職した著者。鉄板トークを身につけるってことってすごい大事。
そして何より、
たった1人の味方を見つけよう・・
に、泣いた。
マネジメントに関しては、適材適所のメンバー配置の本質的な部分を気づかされた。「お互い諦めること」を受け入れることができた。
マネジメント層になると、成長路線を押しつけそうになる。だけどそれだと苦手なところを克服するのが大前提になり、その努力が評価される風土を作ってしまう。
成果を出せるチームとは「自分にしかできない役割を担っている状態・与えられたポジションにいることが幸せと思える場所」である。この具体案こそ実現が可能だと気づいたのはすごく大きかった。お互いにベストな形を見つけるつもりで目の前の選択の判断にする。
この本は、「もう一度信じて頑張ってみようかな」という勇気をもらえる本だと思う。小さな努力を重ねることで起こせる奇跡、得られる感動をひとりでも多くの人に味わって欲しいという著者の気持ちが、まずはあなたの味方になるから。
成果が出ないと諦めてしまう私が、続けた人にしかわからない何かを見つけたいと思った。持続は信頼になる。ダサくていい。ダサくないと後からの共感は得られない。だから進むしかない。
もし今、あなたが何か新しいことを始めようとしたら、最初はひとりでいいから、心から本気になってくれる人と一緒に始めよう。心を込めてリスクを取ってくれた人には必ずしも堂々と恩返しをすることを決めて。
ドリームキラーに話さないことは大前提。経験がなく想像できないこと全てを即否定するドリームキラーに話すとアイデアは殺されてしまう。とにかくあなたの思いつきは、誰かに話すことで可能性が数倍どころか数十倍数百倍になる。もし否定されそうで誰にも言えないことがあれば、私に話して欲しい。私は全力であなたを応援します。
話題の本(ベスト10入り新作3冊)
きっといつか人類は滅亡する。人間がこの地球の経済活動で生き続けられる時間は短いと思った。
だけどおそらく私が生きている間は大丈夫そう。だったとして、テクノロジーの可能性に思いを巡らせることができるか?というのはとても大切だ。
一昔前、カメラがまだなかった時代は「写真に撮られると魂を抜き取られる!」と多くの人が言った。これはテクノロジーを受け入れたくない人たちの言動。でも同じようなことをあなたも今、あらゆるテクノロジーの進化を否定していない?
冷蔵庫が無くなったものを注文してくれて、夜中にアイスを食べようとしたら「ダイエット中はやめたほうがいいよ」と優しく諭してくれることを想像して何を想う?
私は今、心から自動運転を待ってるし、無人店舗をすごく期待している。自分が老人になっても、自分で操作しないといけないことに全力でついていくという覚悟もある。
でもそれ以上に必要なモノは何か。それは、このテクノロジーが進化したときの生活設計と持続できる経済力。AIの予算管理はきっと快適な生活水準だと思う。人間はそのライフスタイルの心地よさを知ってしまう、その時追従できる経済力を持たなくては。
子どもにスマホルールを説明したり、向き合うにはどうしたらいいか知るために読むと良い知識の交通整理が出来る。
スマホができたのが、そもそも最近で、現時点での大人は、「スマホの進化とともに少しずつ便利さを手に入れた」世代であることを忘れてはいけない。でも現時点での子どもは、初めて手に取るときが当たり前。
そこであっという間に一方的に無限に与えられる情報量に飲み込まれることで自分の能力を引き出さないままに、スマホ世界の中の常識で感情まで形成されてしまうよってこと。
私のプライベートな話だけど、夫はガジェットに対する執着がヤバい。でもそれは夫が「最速の情報収集とリアルな関係性上のスピーディなコミュニケーションツールとして活用している」から、彼にとってスマホが危険な要素はない。ちなみにガジェットにベース興味がない私にも毎度ありがたいことに最新を与えてくる(くださる笑)ので、私は新機能アレルギーもなくなり、アップデートする能力がついた。
つまり、スマホは「リアルの世界を充実させるために補填する機能」だと理解すれば本当に素晴らしい。
しかし、スマホに目的を持って触らず、リアルでの関係性構築ができてない中だと、スマホの中の世界に流され、現実から切り離されてしまう。リアルの世界に軸を持ったうえで、スマホと付き合おう。
ちなみに私は、「リアルでやらないことはスマホの中でもやらない」だけ気をつけている。
私はこの本を読みながら自分の高校時代を思い出していた。あるアーティストの突然の自殺。実際に学校を連続で休んでるクラスの子がいた。その子の気持ちが今わかった。
「推し」という存在は最初は支えで、やっぱりどこかで一緒に引きずり落ちてしまうのかもしれない。依存や逃避で片付けられない新しい文化を感じた。おしゃれな映画にできそうな気もするし、「全然意味がわからない」という感想も良くわかるアートのような本だった。
私にも女性版ジャンヌダルクの、推し、がいる。いつも戦う勇気をくれる。私のメンタルが崩れると、家中に彼女の歌声が大音量で響き渡る。だけど私は、その、推し、がどんなに世間から非難されようと何とも思わない。別にその批判を消そうとかもなく、誰かにわかってほしいとも思わない。推し続けることにも意味を持ってない。
「推し」って新しい言語だな・・っていう感じ。
小説(東野圭吾・令和最新作)
いつもドラマの脚本を読んでいるようで読みやすい。でも核心の瞬間がなかなか出てこなくて、推理小説の醍醐味も味わえる。結果全然想像を超えてくる展開がスッキリする。
今回は、子どもを亡くした夫婦の話。子どもをもう一度授かることで生きる選択を取り戻す、その選択の先に繰り広げられる偶然と、生まれてきた子どもが背負う代償。終始読んでいる間ソワソワした。どの立場の親としても、女としても、娘としても、全部わかるわーと思うし、逃げたいけど叶えたい気持ちがたまらなかった。
ストーリーも好きだけど、東野圭吾さんの小説は、頭の中でドラマの映像が展開していく感じで、本じゃなきゃこの部分の脳は使われない気がする。動画を自分の中で作っていく感じ。ビジネス書ではできない、長編小説は、ならではの人物像や相関関係、紐解いていく感じ。そのためにもオススメ。
歴史上の人物に学ぼう(徳川家康)
戦国時代を生き抜いた天下統一の人。「鳴くまで待とうホトトギスの人」以外あんまり記憶がなかった。でもひょんなことからそういえば、組織を最初に作った人だと思い出し、手に取った。
織田信長や豊臣秀吉の圧倒的な個人力の統一支配では、その人物が亡くなると崩れる現実を見て、家康は300年続く幕府を組織制度の力で作った。
徳川家康は、幼い頃から少数精鋭で支え合うチームワークの方が、大人数のチームより強いと見抜いていたエピソードもある。忍耐、質素、堅実を修養としていて、学問好きだった。
私が語るより、引用で伝わることがあると思うので最後に。
人の一生には3つの変わり目がある。まず17.8歳の時は友だちの感化で悪くなることがある、次に30歳になるとものごとに慢心して老巧のものをバカにする心がおきてくる。最後に40歳のじぶんには、万事、今まで経てきなことばかり振り返って将来を見ようととはせず、積極性がとぼしくなる。この3度の変わり目に注意すべきで、このかわりめにあたって、身をあやまらぬものが偉人なのである。※引用元 徳川家康(松本清張著)
美容と健康に関する本
私たちは、マーケティング戦略の影響で知識をつけてきた。何かの成分が良いと言われたときにその知識を得て、こうなると危険だと言われて取り入れてはいけないものと知る。
つまり私たちの美容と健康への知識はマーケティングからできている。一部をフォーカスされたもの、他社を否定するために生み出された理論をインプットし続け、モノを起点にどの理論を作り込むかという視点ではモノは売れても自分のライフスタイルは好転していかないと思った。
だから、何か1つのモノを明確に伝達・浸透させるための理論ではないものを探して行き着いた。
テキストの中の話を切り出すのが難しいくらい、美容と健康それにまつわる生活スタイル、ケア、セラピー、漢方一通り全て網羅されている。それぞれの歴史や適応法律までわかる。色んなことの点と点の線がつながることで拒否してきた分野のことも認識が偏ってたとわかった。
科学的な本(4次元の世界を知ろう2冊)
論理的に方程式で四次元の世界を解説してある。理系だったらのめりこめる面白さ、納得さがある。
シンプルに言うと、x.y.z座標にもう一個プラスした座標(u座標とする)と、それが4次元。
テレポーテーションを味わった夫婦が現実にいるところから始まる。その後ショックで夫婦は入院してしまう。恐らくこんなことは実は私たちが知らないだけでたくさん起こってるじゃないかな?と思うリアルさと、何となく辻褄が合い、理解できなくはない、くらいの解説が続く。
4次元の世界を信じるとか宇宙人は居るとか、そういう話じゃなくて。とりあえず、今すぐ目に見えるものだけを信じるのはやめた方がいい。と思った。
もうすでにこの4次元で何かを成しえる地球の人間は送り込まれているぞ。だから進化をし続けようと挑戦する人間がいるのだから。
しつこいけど、4次元を作っていく人間は確実に送り込まれている。でもいずれ、みんなそうなる。それは人間としての肉体の進化がセットなはず。このまま「人間」という生き物が滅びなければ、浮く能力をそもそも身につけています、みたいな時代は全然ありえる。
多分歴史の中でアウストラロピテクスから徐々に人間へと進化したように、2次元人、3次元人、そして我々は4次元人であるって語り継がれると思う。
その次元には悩みなんてないといいな・・・人間なんてラララだったらいいな・・。
レシピ本(手抜きご飯100レシピ)
凝ったメニューに見えるけど、全部混ぜて、フライパン1つでどーん!って出来る方法の本でした。
すごい、おしゃれに見える!その工夫と試行錯誤の上に生まれた見た目や栄養ってすごい~美しい。って思った。
でも正直なところ同時に「YouTubeが凄すぎるわ」もう、このレベルにInstagramのレシピも余裕で到達していると思ってしまったよ。
おわり。
また来月もよろしくお願いします。
喜びます、ありがとうございます。